猟犬による咬傷事故

猟犬による咬傷事故

夕方のニュースにびっくりです。なんと高校の校庭で7頭もの猟犬が生徒を襲ったそうです。本来、絶対にあってはならない事故です。
7頭のうち5頭は近所の男性が飼っている猟犬でその場で捕獲しましたが、他の2頭は野犬らしく山に逃げたそうです。
裏山のイノシシ猟の為に犬達を放したとのことですが、いくら猟期でも学校の近くで猟犬を放したり、銃を使うような猟をしては危険きわまりないです。おそらくこの人は銃の免許を持っているのでしょう。このようなハンターは免許を剥奪されることでしょう。

昨日は和歌山の市街地でのイノシシ騒ぎがあったばかりです。

近年ハンターの老齢化が進んでいます。イノシシや鹿などによって農作物被害が出ていますが、地域の猟友会に害獣駆除の依頼があるそうですが、人材が不足しているそうです。そんな中、このような事故を起こしたことで、またもやハンター批判が起きるでしょう。(2009/12/17)(LIVING WITH DOGS)



<高校に猟犬>猟犬など7匹生徒襲う 4人けが 三重・松阪

17日午後1時25分ごろ、三重県松阪市飯南町粥見の県立飯南高校(生徒数231人)で、猟犬など7匹が校内に入り込み部活中の生徒たちを襲い、1、2年の男子生徒4人がかまれて軽傷を負った。ほかに下校中の2年女子が襲われたとの情報もある。猟犬5匹は校内で捕獲されたが、野犬とみられる2匹は逃げており、県警松阪署などが捜している。
同署の調べでは、校内のランニングコースを走っていた野球部員十数人が、山から下りてきたとみられる犬7匹に襲われ、1年の男子生徒(16)が足をかまれた。野球部員たちは体育館そばにあったフェンスを乗り越えて逃げたが、さらに別の野球部1年男子(16)とサッカー部2年男子(16)が校内の駐輪場でかまれた。また、グラウンドでサッカー部1年男子(16)もかまれたという。
捕獲された5匹は、学校近くの農林業の男性(57)が飼っている猟犬。男性は17日午後1時ごろ、イノシシ猟のため、学校近くの山で5匹を放したという。
校長によると、生徒が襲われたとの知らせを受け、全校生徒に放送で教室へ避難するよう指示したという。近くで野ウサギやイノシシを見かけることはあったが、猟犬は初めて。宇田校長は「学校の敷地内でこんな事が起きるとは思ってもいなかった。学校近くで猟犬を放すという危険な行為は、二度としてほしくない」と話した。(2009/12/17)(毎日新聞記事より)

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