尼崎市のパピーミル家宅捜索

尼崎市のパピーミル家宅捜索

多頭飼育の許可なし、狂犬病予防法での接種義務もしていないことが判明し、家宅捜索が行われました。これまでは繁殖業者だけが捜査対象でしたが、今回は尼崎市の動物愛護センターにも捜索が入りました。
市行政が、無許可の業者から違法(多頭飼育の届出や狂犬病予防未接種)である状況を知りながら、毎年50頭もの殺処分を受け入れていた。また、指導する立場にいながら怠ったことからでしょうか。
これまでは、悪徳繁殖業者が法的に起訴されても、地域行政の指導についてはあまり触れられることはありませんでした。

ある地域では、ひどい環境の繁殖業者と地元の行政はツーカー?なんて話もちらほら入ってきて、市民がその業者を通報しても何も改善されず、捜索に入る日まで情報を流している?そんな状況でした。動物愛護センターのあり方にも問題があったのでしょう。

今回の尼崎市の動物愛護センター捜索で、日本中の動物愛護センターが、本来の動物愛護の為の仕事をしてくれるようになると良いと思います。
特に熊本市の動物愛護センターの殺処分ゼロの施策を他県の動物愛護センターも参考にして欲しいですね。
日本中のすべての動物愛護センターが殺処分のための不要犬猫の受入を熊本市に見習って極力しないことが、まずは殺処分ゼロを可能とするでしょう。
(2009/12/25)(LIVING WITH DOGS)


犬約200匹違法飼育の疑い、家宅捜索

捜索が行われているのは、尼崎市内の犬繁殖業者「尼崎ケンネル」や、動物愛護センターなど4か所です。
兵庫県警によりますと、この業者はビルの中や屋上で、およそ200匹の犬を繁殖させていたにもかかわらず、法律で義務付けられた集団飼育の許可を得ず、狂犬病のワクチンもしていなかった疑いが持たれています。
警察は、尼崎市についても、違法状態と知りながら、長年、業者から年間およそ50匹の殺処分を引き受けるなど市の指導にも問題があったとみて、職員から事情を聴くなどして、裏付け捜査を進めています。(2009/12/25)(TBSニュースより)

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