ハイチ震災メキシコの救助犬
ハイチ震災メキシコの救助犬
悲惨なハイチの崩壊現場からメキシコの救助犬チームが生存者を発見しました。
震災発生後72時間が生存者発見の期限と言われています。そんな状況の中でぎりぎり生存者の発見でした。
メキシコは1985年に大地震に見舞われ、日本の阪神大震災の折りと同様に、救助犬の育成が盛んに行われていたようです。
初めての実戦で救出できたことは素晴らしいですね。
まだまだたくさんの方ががれきの中に取り残されています。一人でも多くの生存者が発見されますように祈るのみです。(2010/1/17)(LIVING WITH DOGS)
ハイチ震災、救助犬活躍…初の実戦で救出も
ハイチの首都ポルトープランスでは、大地震で崩壊した建物からの救出劇が続く中、各国救援部隊が投入した救助犬チームの活躍が脚光を浴びている。
首都南西部の大学。15日朝、がれきと化した6階建て校舎の中から、人の声が聞こえた。救助隊が午後まで根気よくがれきを取り除き、女性を1人、地震から3日ぶりで助け出した。
最初に生存者に気づいたのは、雄のセウス(5)、マクシモ(6)と雌のニナ(8)。今回が初出動で、メキシコ海軍の救助専門部隊が1年半、手塩にかけて訓練した精鋭だ。ラムセス・ディアス伍長(28)は3匹のことを「生存者を見つけると、ほえた後に立ち止まり、驚いたようなしぐさをする。今朝もそうだった」と話す。
1985年に大地震に見舞われたメキシコは、救助犬育成に特に力を入れてきたという。伍長は、「この子たちの初手柄だよ」と一瞬満足げな表情を見せると、3匹を従え足早に次の現場へと向かった。(2010/1/16)(読売新聞記事より)