宮古島の野犬
宮古島の野犬
かつて石垣島の外飼いの犬達が台風が来ると放たれ、その後群れ化して子牛を襲ったという記事がありました。
宮古島では、野犬化した犬達が家畜を襲うそうです。一度襲うと連鎖的に襲います。今後は、子供達へ危害が及ぶ危険性も出てきます。
もともとの野犬はいません。おそらく飼い犬が捨てられて野犬化したのでしょう。
このような野犬化した犬は捕獲されると殺処分となってしまいます。
島の暮らしは、放し飼いが多いのかも知れません。今この野犬達への捕獲しか手がないとは思いますが、今後、放し飼いを止めることで野犬化は防げます。どうか宮古島の犬達を野犬にしないよう、島民のすべてが危機感を持って犬の飼い方を改めなければならないでしょう。(2010/1/26)(LIVING WITH DOGS)
宮古島で野犬被害相次ぐ
宮古島市で野犬が家畜のヤギやニワトリの首や体をかむなどして襲い、死傷させる被害が昨年12月末から今月21日にかけて7件発生し、農家らの損害が深刻化している。県宮古福祉保健所や市環境保全課は「子どもなど人への被害も懸念される」として目撃情報の提供を求め、犬の放し飼いをしないよう呼び掛けている。さらに家畜を飼養する農家には、野犬の侵入防止対策を呼び掛けている。
昨年12月29日に同市平良福山でヤギ1匹が襲われたのを皮切りに今月21日までに7件が発生した。県・市の調査に農家らへの取材を加えると、少なくともヤギ4匹とニワトリ8羽が死んでいる。さらにヤギ10匹とニワトリ1羽が傷を負った。
情報提供や問い合わせは県宮古福祉保健所生活環境班(電話)0980(72)3501、または宮古島市環境保全課(電話)0980(75)5339。
(2010/1/23)(琉球新報記事より)