走る殺処分車

走る殺処分車

2月20日の朝日新聞の記事に唖然としました。

地方に動物管理センターを建設する折りに、地域住民から施設内での殺処分を最小限にするという条件で建てた施設。
しかし、持ち込まれる犬や猫は減らない。このままでは施設はあふれてしまう。そして苦肉の策として考えられた物は、移動しながら殺処分するトラック。

8tトラックの中に鎮静器と名付けられた金属製の箱があり、捨て犬、捨て猫が中に入れられる。
運転席のボタンを押すと、火葬施設に着く頃には犬達は動かなくなっている。

センターでの殺処分は減っても、何にも変わってない。捨て犬、捨て猫が減っていかない限り殺処分はなくならない。

このような施設を作るにも資金がいります。このトラックは1台4500万円もするそうです。殺すための設備費をどうにか生かすための費用に出来ないものでしょうかね。

福岡市のように地域の愛護団体に社会化の為の一時預かりと里親捜しを委託することも殺処分数を減らす方法だと思うのですが。

それにしても、まずは捨てない飼い主を増やすしかないのです。地域の保健所が住民と共に捨てない飼い主を増やすための草の根での啓蒙活動を行っていくしかないと思いますが、どうでしょうか。(2010/2/22)(LIVING WITH DOGS)

走るペット殺処分車 苦肉の策「迷惑施設」トラック代用(1/3)

走るペット殺処分車 苦肉の策「迷惑施設」トラック代用(2/3)

走るペット殺処分車 苦肉の策「迷惑施設」トラック代用(3/3)

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