猫カフェで“里親”探し

猫カフェで“里親”探し

カフェに猫がいて癒されにくる人がいると言うようなTVのニュースを見たことがありますよね。猫がのんびり窓辺でひなたぼっこして寝ている姿を見ながらお茶をするところですよね。全国に100軒ほどあるそうです。

我が家も姉妹の猫がいました。19歳18歳で虹の橋を渡りましたが、彼女たちからたくさん癒されていました。現在は犬しかしいませんけど。

日本の動物の殺処分数は10年前から比べて画期的に減少しています。それは狂犬病予防法で野犬が減っていること、犬の飼い主の意識が高まったことが要因なのですが、猫はというと横ばいです。それでも年間30万頭もの犬猫が殺処分されていますが。

子猫は里親さんが比較的見つかりやすいのですが、残念ながら成猫はもらい手がつかず、殺処分されるか、またまだ少数ですが、東京の各地でに広まっているボランティアが見守り去勢を施して「地域猫」として公園で暮らしている猫たちがいます。

山梨県甲府市の動物病院では、飼い主のいない猫の里親探しの拠点として猫カフェを運営するそうです。

その猫たちは、以前、LWDで取材したNPO法人リトルキャッツが保護した猫さんたちです。動物病院と愛護団体が連携して、猫カフェ「はこぶねこ」をオープンさせます。

今月3月14日11時にオープンします。場所は山梨県甲府市昭和町西条だそうです。
この猫カフェでたくさんの猫たちに里親さんが決まってくれると良いですね。
(2010/3/7)(LIVING WITH DOGS)


動物病院とNPO法人、来月昭和に開設 
 
飼い主のいない猫の“里親”探しの拠点として、甲府市城東3丁目のノア動物病院は、県内で猫などの愛護活動に取り組むNPO法人「リトルキャッツ」と連携して、昭和町西条に猫カフェをオープンさせる。同法人が保護した成猫を同病院で体調チェックした後、カフェで飼って、飼育を希望する来店者に譲り渡す。県内では近年、猫の殺処分が犬の3倍前後で推移していて、同病院の林文明院長は「1匹でも多くの猫の飼い主を見つける場にしたい」と話している。
ノア動物病院が3月中旬に開く猫カフェの名前は「はこぶねこ」。店内で常時十数匹の猫を自由に飼う。来店者はドリンクを飲みながら猫を眺めたり触れたりできる。何度か来店して触れ合う中で、気に入った猫がいればオーナーになることもできる。
林院長は「子猫に比べ成猫はなかなか引き取り手が見つからない。近年、癒やしの空間として人気を集める猫カフェを里親探しの場にできないかと考えた」ときっかけを語る。
システムは、同法人が保護した1歳前から3歳ぐらいの成猫を預かり、同病院で診察や血液検査をして健康状態を確認しカフェに送る。里親希望者は、ワクチンや避妊・去勢手術など同法人が負担してきた医療費、2万円弱を支払う。動物病院が猫カフェを運営するのは全国的に珍しいという。
同法人はこれまでインターネットサイトで呼び掛けたり定期的に譲渡会を開いたりして飼い主を探してきた。昨年から横浜市内の猫カフェに保護した猫を譲渡していて、同法人の土屋裕子代表は「ほとんどの猫に飼い主が見つかっている。山梨でも多くの猫が救われれば」と期待する。
県内では飼い主のいない猫が殺処分されるケースが依然として多い。県動物愛護指導センターによると、2008年度に殺処分した猫は2197匹で、犬は673匹。データが公表されている中で殺処分数が最も多かった1995年度は、猫が7500匹、犬は8400匹を超えていた。
避妊や去勢手術の普及に加え、狂犬病予防で行政が野犬の捕獲を積極的に行ってきたため、近年は犬の処分数が減少しているが、猫については「野犬が少なくなったことなどから繁殖しやすい状況になっている」(担当者)という。
(2010/2/22)(山梨日々新聞記事より)

 

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