愛犬の歯の状態どうですか?歯周病は?
愛犬の歯の状態どうですか?歯周病は?
かつて我が家のトレーシーは東京において歯科専門医の元で治療をしていただきました。犬の歯石を取り除くには、スケーリングを行うのですが、犬の場合、麻酔をかけて行うしかありません。その後、傷ついたエナメル質は歯垢がつきやすくなりますので、しっかりポリッシュします。その治療を行った後、毎日歯磨きをするようになって、トレーシーの歯は虹の橋を渡るまでキレイでした。
マリヤとカレンは同じ両親から生まれた姉妹でも、歯垢の付き方がまったく違います。
カレンはよだれが多いからか、また早食いだからか、比較的キレイです。
マリヤはカレンに比べるとよだれが少なく、食べるのもカレンよりは遅い(十分に早いんですけどね)。だからか、歯垢がちょっと多いかも、だけど歯磨きをしているので歯石はついていません。
歯は一生物ですから、大事にしてあげたいのですが、今年4歳になりますので、姉妹ともスケーリングするべきかどうか悩むところです。
ちょっと興味深いニュースを発見しました。
人の歯の歯周病治療の実験を犬で行っているのですが、歯周病に侵された歯周根を再生させることに成功したそうです。
歯周病のひどいビーグルの脂肪を10g採取し、様々な細胞に変化する幹細胞を取り出して歯周組織の欠損部に移植すると、6週間後に移植部分の骨やセメント質が8割ほど再生していたそうです。すごい発見ですよね。
もちろんまずは人の治療法として確立していくのでしょうけど。(2010/3/18)(LIVING WITH DOGS)
歯周病、脂肪の幹細胞で治療…阪大教授、動物実験で組織再生に成功
(2010年3月17日 読売新聞)