大地震のチベットでのチベタン・マスティフ
大地震のチベットでのチベタン・マスティフ
中国ではオリンピックの直前に四川で大きな地震がありましたが、その記憶も新しいうちに、上海万博の開幕直前に今度は、山岳地帯、標高3700mの青海省での大地震がありました。チベット族が多く住む自治州です。山岳地帯のために救援は難航し犠牲者の数も死者2000人を超している?しかし現状は不確かな状況です。
青海省はチベタン・マスティフが多く飼育され、各家庭で繁殖されており2万頭ものチベタン・マスティフがいた地域だそうです。
このチベタン・マスティフももちろん地震の被害に遭い、3000頭が犠牲となったそうです。
中国の犬事情というと、はなはだ残虐な話が多いのですが、このチベタン・マスチフは中国人にとってはステイタスシンボルになっているとか。高級犬として大切に育てられているようです。
犬用の食料保管庫が地震で倒壊し食糧不足になっているそうです。復興に必要な貴重な原資となる犬達だそうですから、しっかりドッグフードが行き渡れば良いのですが。
興味深い記事もありました。青海省が復興する為に必要なのは、このチベタン・マスティフと冬虫夏草だそうです。
青海省地震は4月14日に発生してから、当初はニュースにもなりましたが、その後は地震関連の情報は非常に少ないのが現状です。
今や中国のニュースというと上海万博の事ばかりです。もう少し被災地の情報もニュースとして取り上げてもらいたいものですね。(2010/5/7)(LIVING WITH DOGS)