中国の動物愛護意識
中国の動物愛護意識
これまでは、様々な中国の動物虐待の模様をお伝えしてきました。食料としての犬猫、動物園での生き餌の投げ込み報道、染められて別の犬にされ売られてすぐに死んでしまう犬、狂犬病の感染で多数の人が亡くなり、そのために多くの野良犬が撲殺死虐待死している事実。
もうこれ以上はないと言うくらいの残虐な中国の犬(動物)事情でした。大事にされているのはパンダとトキ、チベタン・マスチフくらいでしかないと思っていました。
中国内に住んでいる英国人が中国の動物愛護への意識に変化が見られると英国の新聞に書いているそうです。ほんとうにそうであれば良いのですが、いかんせん世界でも一番人口の多い国です。
こんなに狭い日本でも日本全国津々浦々に、まだまだ殺処分される犬猫が多く動物愛護精神が行き渡っていないのに。
あんなに広い国で国民のすべてに動物愛護精神が行き渡るなんて事は不可能だと思いますけど。
まあそれにしても唯一、わずかな人でも、きっと一人だけかも知れないけど、動物愛護に一歩前に進む人が出て来た事に感謝しましょう。(2010/5/8)(LIVING WITH DOGS)