夏休み中の大量の犬捨て(続報)
夏休み中の大量の犬捨て
奈良県の県道沿いに21頭もの捨て犬が発見されたそうです。またどこかの繁殖屋が捨てたのでしょうかね。皮膚病にかかっている犬は2頭。捨てられてすぐ発見されたのか衰弱は見られないとのこと。
犬の繁殖をナリワイとしている方々は、年老いて産めなくなったメス犬を捨てます。
そして捨てられた犬達は、愛護センターに保護されますが、今は出来る限り殺処分を減らそうとしていますから、結局は愛護団体とか、個人の愛護家の手を借りて、里親探しをすることになるでしょう。
これまでも繁殖に使えなくなった不要犬を山に捨てる業者はたくさんありましたが、昨年末の尼崎のパピーミルで、不要犬持ち込みが明らかになったことで、センターとしては業者からの不要犬を受け入れないようになっているのかなあと思うのです。そこで山に捨てられた。
繁殖屋の不要犬遺棄の問題は、ペットショップでの生体販売を許可している限り、いつまでもつづくことでしょう。(2010/8/11)(LIVING WITH DOGS)
山道に捨て犬21匹=動物愛護法違反容疑で捜査―奈良県警
続報
100匹の犬を捨てようとして、連れの人に諭されてとどまり。その合間に40匹が逃げた。そのうちの21匹が12日に発見その後9匹が保護。計30匹が保護されているが、あとの10匹はどうしたのだろうか?
東大阪から軽トラで奈良県吉野町の山中まで小型犬100頭を乗せて捨てに行った。
軽トラって幌なんてついていない。他のニュースでは荷台に板をかぶせていたとは言うのだが、100匹もの犬が軽トラの荷台に乗せられ、逃げた40匹は荷台から飛び降りたのだろうか?大型犬ならば簡単に飛び降りることができるが、チワワやヨーキーだ。何かおかしい話だと思いませんか?
これ以上飼えなくなってという理由で捨てようとした繁殖業者に、愛護センターは保護した30匹を引き取らせるそうだ。
飼い主が見つかったので返却は当然かも知れない、だが戻された犬達は果たして今後ちゃんと世話されるのだろうか?100頭もの多頭飼育で皮膚病の犬もいた。どう考えても虐待現場に逆戻りするしかない犬達。あまりにも悲惨だ。
繁殖業者が破綻して、不要犬を始末したいと遺棄する。ペットショップでの生体販売を禁止にしない限り、繁殖業者の不要犬遺棄は無くならない。(2010/8/13)(LIVING WITH DOGS)