ホメオパシー日本で普及は?
ホメオパシー日本で普及は?
ホメオパシーという言葉が日本でもてはやされ始めたのはいつ頃だっただろうか?もう10年以上前になるかも知れない。
先代のトレーシーには、晩年、色々と試した。なぜならば穏やかに逝って欲しいと願ったからであって、その当時は良かれと思って選んだのであった。
しかし限界があることも身をもって知った事は確かだった。ホメオパシーやサプリメントだけで癌の腫瘍は消えなかったからである。
我が家はホメオパシーを推奨する獣医さんにかかっていた。最初は、足のすねに出来たタコが化膿し噴火した時に、カレンデュラクリームで小さくし、完治したのであった。傷跡もなくきれいにふさがった。またティーツリーの希釈液で耳の洗浄をしたり。
しかし癌になってからは無理だと感じたのである。手術でがんを除去、放射線治療を行った。
今回の「世界の共通認識 学術会議副会長インタビュー」で、はっきりとホメオパシーは根拠がないと言われると、納得するしかない。
近年、代替え療法だなんだと、藁をもすがりたい人たちにとっては、「これは効く」と言ってだまされる患者もいるのは確かである。
実際に動物病院がホメオパシー治療を掲げていたら信じる飼い主は多いだろう。「根拠がない」ということ事をもっと声を大きくしてしなければならないと思うのだが。
晩年のトレーシーはたくさんのサプリメントをあげていた。どんなに健康な人でも多くのサプリメントを毎食、食べていたらお腹を壊す。これには反省である。
ペンダントをぶら下げれば病気が治るなんてことはないと思う。(2010/8/28)(LIVING WITH DOGS)