犬だってアレルギー!!
犬だってアレルギー!!
人のアレルギー体質は色々と話題になっていますが、犬にもアレルギー体質があります。
これまでのドッグフードが一番犬の健康には良いという通説はアレルギー体質の犬にとっては悲惨な状況を生みだしていました。
では手づくり食をあげている犬たちにとってはどうでしょうか?
我が家は、生後2才から手作り食とドッグフードを併せて12才と11ヶ月まで全く問題なく、愛犬に与えていました。
その食事のあらましは、
野菜類は、ジャガイモ、カボチャ、サツマイモ、人参、大根、オクラ、キャベツ、トマト、セロリ。ネギ類は除いて野菜は色々とあげていました。
タンパク質は、牛肉、鶏のささみ、七面鳥、鱈、赤魚、メカジキ、鰯、植物性タンパク質である豆腐、等を毎日バリエーションをちょっとづつ変えてあげていたのです。
2005年4月のある日、突如と愛犬が身体中をかゆがりました。老犬であることから免疫力が減少していたこともあるのでしょうが、顔を前足でかきはじめたのです。
顔は膨れて、犬相が変わってしまうほどでした。まずは、かゆみの感じるところを薬用シャンプーで少しでも減らそうとしました。同時に、獣医さんに電話で相談しました。
翌日獣医師の元に連れていき、老犬であることから、抗生剤、ステロイドは一切使用せず、まずは出来るだけ原因調査をお願いしました。
この子がかゆがるアレルゲンを徹底的に調べること、これからのこの子にとって必要であると思ったからです。
そこでアレルゲン調査結果が出てきました。
これまで、手作り食で良いものと思われる食材しか使っていませんでしたが、残念ながら、多数のアレルゲンと思われる、草や雑草、真菌、カビ、昆虫、等と、そして食材にアレルゲンであるという結果が出ました。
結果として、牛肉、鶏肉、ターキー、大豆、米、玄米が陽性でした。
ちょうどこの頃、あげていたものは、大豆、ターキー、米、でした。後はおやつとして玄米のトリーツをあげたことが、アレルギー症状を加速したのかも知れません。
そこで思うこと。
愛犬に手作り食を作っている皆様に是非、愛犬のアレルギーテストを実施して欲しいと言うことです。愛犬の手作り食が最適な食物であるためには、アレルギーテストをまず行って陽性のアレルゲンの食材は最小限に押さえると言うことが必要だと思います。
我が家では、これまで全く問題がおきなかった食物でアレルギー症状がおきたことは、愛犬がかゆがっていなければ判らなかったことです。
手作り食をされている飼い主さんは愛犬のアレルギーテストを受けた上で最適な手作り食をあげていただければと思います。(2005/5/11)(LIVING WITH DOGS)
獣医師にご相談の上、以下の検査機関で診断していただけることと思います。安心して手作り食をあげるために是非実施下さい。
検査機関:スペクトラムラボジャパン