大量放棄のイタグレのその後

大量放棄のイタグレのその後

次から次と、発見されるイタグレ、21日時点で25匹が保護された。この犬達、里親の申し出が殺到しているそうだ。

埼玉県では、この放棄が呼び水になり、埼玉県に捨てれば、「『捨てても確実に引き取り手がいる』と誤解され、安易に遺棄しにくる人が増える可能性がある」と危惧している。
引き取り手がついたことが“美談”と紹介されることで、「埼玉県なら捨てても大丈夫」と新たな遺棄の誘発を恐れているそうだ。

当然でしょう。絶対に「捨てるなら埼玉県」と業者の頭にインプットされたことでしょう。

じゃあ、イタグレでなかったら全匹、里親が決まったかどうかです。MIX犬が25匹いたらどうでしょうかね。こんなに早く里親は見つからなかっただろう。

里親候補になって下さった方は確かに、ありがたく、結果は良しとするしかないのですが、果たしてこれで良いのか?

このような繁殖に使われた犬達を安易に放棄する業者を取り締まらなければ、いつまでも業者の不要犬放棄は続くだろう。

一刻も早くペットショップでの生体展示販売を規制しないと、この悪循環はエンドレスだ。

真の動物愛護国となるには、まずは生体展示販売は禁止としなければならないことは、犬を愛する人の中でずいぶん浸透してきた。

自民党から民主党にかわって、光が見えたように思ったのはほんの一瞬だけだった。

税金の無駄使いをする前に、ペットショップの規制を法改正してくれ〜!

インターネット上の通信販売も問題は多いが、繁殖を生業とすることで儲かるような現在は、やはり異常だとしか言えない。(2010/10/23)(LIVING WITH DOGS)

人気犬種を相次いで保護 里親希望者殺到に別の不安も(2010/10/22)(産経新聞)

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