田舎の飼い主、東京の飼い主

田舎の飼い主、東京の飼い主

5年ぶりにクリスマスを東京で過ごしました。5年前は、トレーシーと暮らした港区ですがトレーシーと暮らし始めた頃は、ご近所の犬の飼い主さん達のマナーはまあ途上中という感じでした。当時はまだ放置糞も多くて、お散歩中に他の犬の放置糞も拾って歩くような状況でした。港区はマンション住まいの飼い主さんも多くてどんどん小型犬が増えていったのでした。
その後、リゾート地の清里に転居して、外飼いの犬が多いこと、放置糞の多いこと、飼い主同士のコミュニケーションがないこと、ととても不思議でした。
田舎の飼い主さんは、犬同士が公園で会うと喧嘩になると思っているようです。
勝手に広場を占領するジャックラッセルテリアがいたりと、同じ広場を一緒に使おうという気持ちがなくて何とも不愉快な飼い主がいましたっけ。
犬種特性もあるとは思いますが、田舎の犬達はどちらかと言うと公共性、社会性がないかななんて感じています。寒い冬も外に繋ぎっぱなしで、毎晩吠えて近隣に迷惑をかけている犬がいましたっけ。

久しぶりに東京に戻り、今度は目黒区でお散歩をしていますが、公園に集まる飼い主さんたちのコミュニティーはとっても進化しているように感じます。一戸建てが多いからか、大型犬と暮らす方が多いのです。
小型犬から超大型犬までたくさんの犬と暮らすかたがたがいますが、道路ですれ違う初めて会った飼い主さんでも、必ず「こんにちは!」の挨拶か、笑顔での会釈があります。東京は個人主義で冷たい関係?なんて思っていましたが、あにはからんや東京の飼い主さんの方が温かい気がするのです。
もちろんマナーは格段の違いです。まずは外飼いの犬がいない。放置糞は少ないし、皆さんペットボトル入りのお水を持って、おしっこの後は水をかけています。まあ草むらでのおしっこは仕方ないですけどね。

犬の飼い主のお手本はやはり、東京からなんですね。マルコさんの住む足立区で、飼い主さんのマナー向上の為のパンフレットが作られたそうです。目黒区も区役所で様々な犬の飼い方セミナーを開催しています。(2010/12/26)(LIVING WITH DOGS)

飼い主のマナー向上 足立区が飼育パンフ(2010/12/26)(産経新聞)

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