スイスの「飼い犬に免許制導入」
スイスの「飼い犬に免許制導入」
スイスで、とうとう飼い犬に免許制が導入されたそうです。さすがですね。飼い犬にしつけは当然ですが、すべての犬と飼い主に法律で講習と訓練を義務づけたそうです。
講習は、初めて犬を飼う人が、犬を手に入れる前に、2時間半受けます。(約6000円)。
内容は、しつけの必要性、犬にかかる経費の明細、必要な予防接種とその費用、マイクロチップとその費用など。講義を受けて、犬を飼うのをあきらめる人もいるそうです。
日本もこのような厳しい講習を飼う前にした方が良いですよね。
犬を手に入れたら、1年以内に飼い主自身が計4回・各1時間、犬を連れてしつけの実技訓練を受けなければなりません。(費用計約7000円)。全課程を修了したら、免許取得の証明書がもらえます。試験は特にないそうですが、無免許で犬を飼うと罰金(約1万7300円)だそうです。
これは徹底していますね。ここまでやれば、変な飼い方をする人はいないのかもですね。だからといって、4時間で犬のしつけが完璧になることはあり得ないのですが。
スイスでは、すでに犬を飼うことは、税金がかかるそうです。それも1頭目は7000円、2頭目9300円、3頭目13300。多頭飼育は大変贅沢と言うことですかね。
そして犬もパスポートが必要だそうです。
ただ、そこまで法律で厳しく飼い主の教育と犬のしつけをしていても放置糞は減らないそうです。犬税は、市街地の清掃に使われているとか。
飼い主の底上げをはかるためには、日本もそろそろ犬税を導入しても良いと思いますよね。まあスイスほど厳しくしなくても良いとは思いますが。
まあ近頃の不景気は、犬と暮らす方々のお財布も軽くなっているとは思いますが、それでも飼い主さん達は、愛犬のために犬税は惜しまず納めると思うのですが。(2011/1/10)(LIVING WITH DOGS)