とうとう来てしまった巨大地震
とうとう来てしまった巨大地震
いつか来るかも、きっと来るだろう、だけど、私が生きているうちには来ないかも知れない。だけど来たらどうしよう!なんてお気楽に考えていた関東地方での大地震。
東京直下型地震を避けるために山梨県清里に移住したにも関わらず、私の病気の為に東京に再度拠点を設け、目黒で地震に合いました。
目黒の我が家は、お昼頃、プールに行き、リハビリ後、帰りに昼食を摂り、そのあと今晩の夕食の食材を購入して家に戻ったのが14時30分でした。帰り道なんともぶきみな黒い雲が海側方向の空に、雨でも降るのかしらと思い、早めのお散歩をさせようと帰宅、マリヤとカレンをクレートから出し、お散歩の準備をしていると、がたがたが始まりました。とにかく揺れている時間が長い。ちょっと収まったかと思うとまた揺れる。これまでに体験したことのない大きな地震です。
ミシミシと家がきしむ様な音と、大型TVが大きく揺れている。購入したときに地震対策で揺れを吸収するマットを敷いているので倒れることはありませんでした。
マリヤとカレンはと言うとリードをしたまま、お父さんと2頭でじっとしています。私は椅子に座ったまま動けない状況です。少し揺れが小さくなったと思ってパソコンのモニターの前に移動し、モニターを押さえながら、廻りの状況を判断。我が家は、荷物が少ない分、戸棚からの落下物はありませんでした。マリヤもカレンも地震発生時に一緒に居られたことが、この子達に不安を与えなくて済んだと思われます。
何度も余震を繰り返し、家の中は危険かもと近所の公園に。幼稚園児達が保母さん達に守られて公園に避難していました。揺れも大部収まり、私だけ家に戻りました。TVを付けると、ニュースは巨大な津波が美しい田園地帯を襲っている画像でした。
この夜は皆さんと同様に一睡も出来ませんでした。さぞや東北の最初の震源地に近かった方々は寝たら生きれないと思っていたことでしょう。
これまであったたくさんの火山性地震の規模を圧倒的に超え、夜明けと同時に予想も出来ないほどの被害があらわになりました。しかしこの地震、お年寄りには過酷な地震でした。
千年に一度の巨大地震、どんなにリスク排除しても、防げないほどの破壊力です。生き残れた人達に良く生き残れましたね。と言葉をおくるしかありません。
日本は、これまでも何度も災害にあっています、その日本人の我慢強さとお互いに協力し合う姿勢は日本らしくて嬉しいですね。
ニュースの中で、愛犬と共に避難している映像がありました。だけどひとりぼっちになって不安な顔をしているラブラドールの映像もありました。
愛犬と避難するのは必須です。もしも一緒に避難所で受け入れてもらえないかもと思ってもまずは一緒に避難した方であれば、かならず誰かがペットに救済の手を伸ばしてくれます。
地震直後、ツイッターでたくさんの方々からのペットも一緒に避難してねと言うコメントが流れ、LWDは嬉しく思いました。(2011/3/12)(LIVING WITH DOGS)