東日本巨大地震「今私たちに出来ること」

東日本巨大地震「今私たちに出来ること」

東日本のどこもかしこもまるで戦後の焼け野原の写真を見ているようです。それが一箇所ではなく太平洋岸のあらゆるところがすさまじい景色になっています。
あの流された家の木材やコンクリートの破片、船までもすべてがゴミになってしまいました。
死者の数はどんどん増えています。そんな中で、助けられた人の映像を見ると希望の灯りを感じます。3階に避難していたお年寄りが愛犬と共に助けれた映像は心から良かったとすべての人が思ったことでしょう。

今日、山梨のショッピングセンターでは、今必要でも無いのに何故かガスボンベや電池が売り切れになっています。山梨県は電気もガスも水もまったく問題ありません。
最低限の必要数だけを買い求めて下さい。山梨県内は食品類は十分にあります。買い占めは止めましょう。
ニュースに流れる「東京のスーパーは売り切れが軒並み」と言う状況につられ、田舎のショッピングセンターまでも品不足になっています。だけどこれっておかしすぎます。まるでオイルショックの頃と同じですね。なんでトイレットペーパーまで買い占めるの?

ガソリンスタンドは1台につき20リットル制限です。これは仕方ないでしょう。被災現場への物流のためにガソリンを使ってもらいましょう。田舎はどこに行くにも車が必須です。しかし、出来るだけ無駄な遠出は止めましょう。

これまでの地震被害の後は、3日も経てば、ライフラインも復活し、3日分の食料や水の備蓄と言われていました。
しかし、今回だけは確かに違います。電気が十分でないことが不安を増しています。

すべて電気に頼っていた現代ですから、電気に頼らない暮らしを皆さん考えて見ませんか?

寒さから身を守るのは暖房に頼らず、1枚でも2枚でも多く重ね着しましょう。
使用していない部屋のコンセント類はすべて抜きましょう。

愛犬のドッグフードが不足しているという情報が流れていますが、フードが無くなったらご近所の犬の飼い主さん達と分け合ってこの場をしのぎましょう。そして無くなってしまっても人の食べている物を味を薄くすればあげられます。なにもドッグフードでなくてもしばらくの間は問題ありません。

ペットシーツの不足は、ビニールシートの上にフリースの膝掛け、又はアクリルの毛布をトイレ用に裁断して敷き、ちょっとおしっこを付けて、ここでさせましょう。慣れればしてくれます。フリースは洗えますし、乾きも早いです。

津波現場の被災者の方々は何もない避難所で寒く悲しい思いをしているのです。

たくさんの物資が被災現場で必要なのです。私たちは、まだ食べる物も、寝るところもあるのです。すこしだけ我慢して、電気に頼らない暮らしをしましょう。(2011/3/14)(LIVING WITH DOGS)

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