避難所の様子から
避難所の様子から
被災地にある避難所は阪神神戸震災時よりも広域であり、数も多く、津波の後、いったいどこに避難しているかも不明なほどであった。徐々に避難所がTVの取材者が映し出されるようになった。まあ被災者を撮らせていただくのに余りにも不躾な取材に不愉快に思ったことも度々あったが。
そんな映像の中に、愛犬と共に助け出されたご老人がいた。その映像を見てどれだけ嬉しかったことか。
愛犬と共に避難することはLWDがずーっと言い続けていたことであった。
今回の被災地での避難所には、ペット連れには比較的理解を示している感じを受けていた。なぜならば、学校の避難所の片隅に犬と一緒にいる被災者の姿があちらこちらで見られたからであった。http://bit.ly/fCl7rL
学校に作られた避難所も、大きな体育館、教室、とペット連れにはペット連れ専用の部屋が設けられていると感じた。そしてペットと共に避難している方々はペットをいとおしそうにしている。
しかし、これは一部の避難所の光景だったのかもしれない。
毎日新聞に「寒さに震える犬、逃れたのに・・・・避難所に入れず」と言う記事がありました。いわき市で津波の被害に遭い、犬連れでは避難所に入れず、県外に移動したそうです。
せっかく家族すべてが共に生き延びられたのに、愛犬たちだけ一緒に居られないなんてなんと切ない事でしょう。
飼い主さんと愛犬が一緒に居られるように廻りの方が手をさしのべられなかっただろうかと。特に1頭は13才と高齢の犬です。(2011/3/22)(LIVING WITH DOGS)