福島原発30km圏の友人から
福島原発30km圏の友人から
震災後、連絡が取れなかった福島在住の友人、自宅の電話番号しか知らないため、直後はまったく通じず、3週間後も不通状態。4月8日、またダメかもと念のためかけてみたら、ちょうど一時帰宅で帰っていました。
彼らご夫妻にも愛犬がいます。原発30km圏内ぎりぎりの場所です、おそらく津波の被害はないのでどこかに避難しているのだろうと思っていました。
彼らは自己判断で東京に避難したそうです。なにせ犬連れですから、まずは東京の妹さんのもとに身を寄せ、とりあえず車の中に犬はいたようです。
この分だと長期戦になりそうだと、妹さんの家の前のアパートの1室を借りることとして、一旦は自宅に戻り、必要な道具を取りに来たときに丁度電話に出てくれました。
彼女は地震の時は海に近い病院にいたそうです。すぐに家に戻らなければとそこから7つものトンネルを経て家に戻ったそうです。その病院は津波で今は壊滅状態だそうです。命からがら津波から逃げ登った一人でした。
原発事故から自主避難で東京に来ましたが、愛犬は家族だから絶対に一緒に避難すると決めていたそうです。
東京のアパートは大家さんも犬に理解のある方のようで、どうにか了解を得られたようです。良かった〜!(2011/4/8)(LIVING WITH DOGS)