22日0時に立入禁止となってしまった20キロ圏内
20キロ圏内への再度の立ち入りは認められず
明日28日に、たくさんのボランティアや獣医師が、環境省に、残っている動物たちのレスキューをと立ち入りの許可を求めてきましたが、残念ながら一切許可しないそうです。
圏内の生き残っている動物をすべて見捨てることを決定したそうです。
日本の政府と福島県の行政は、世界から動物愛護を疎んじる策をとったとして最悪な烙印が押されることでしょう。
愛犬家、動物愛護家達の願いもむなしく、1頭でも多く命を繋ぐことが出来ずに無力感にさいなまれています。
22日0時から、すでに5日たち、それまでどうにか水と餌を給仕されていた動物たちも命は繋がらないと言うことが明確になりました。その数は一体どれほどになるのか。
これまでの災害で、あの普賢岳の時も、阪神大震災の時も、新潟県の中越地震の時も、いち早く動物愛護の活動が見られました。
今回の震災では地震被害、津波被害、では可能な限り、被災動物の救済が行われていたと考えられます。
あのチェルノブイリでさえも30キロ圏内の動物を避難させたのに。
福島原発は人災です。だからこそ人も動物もすべて救済する必要があるにも関わらず、しないのは法律違反でしょう。動物虐待国として地球の歴史に残る最悪な事態でしょう。
(2011/4/27)(LIVING WITH DOGS)