20キロ圏内に取り残された犬達に光が
20キロ圏内に取り残された犬達に光が
今朝の「みのもんたの朝ズバッ!」で取材されていたクックちゃん。
飼い主さんは原発爆発後、即避難命令が出されました。飼い主さん達は、郡山の親戚の家に避難していますが、犬はご迷惑になるとして連れていけませんでした。
ご夫婦はご主人が89才、お母さんは81才と高齢です。
お母さんは、クックちゃんの事が気になっていて毎日泣いて暮らしていたそうです。避難から50日後、クックちゃんが福島のボランティアの方が助けてくれていたことが判りました。
50日ぶりにクックの元気な姿をと会いに出かけました。クックは飼い主さんに会えて喜んでいました。しかし、避難先の親戚の家に間借りしているため、連れて帰ることは出来ませんでした。
再度置いて行かれたクック、その数日後、クックは食べなくなり、水も飲まなくなってしまいました。点滴をし、注射を何本も打って、どうにか生きている状態でした。
そんな様子を知らされ飼い主さんご夫妻は、再度会いに行きました。その日は車の中で一緒に寝て、クックはしっぽを振りました。その場で親戚の方に電話をし、クックを側に置いても良いかの許可を願いました。これまでは犬までも避難させていただく事への遠慮があったのでしょう。
現在は、郡山に一緒に暮らしています。良かったです。
ご夫妻にとってクックちゃんは家族です。家族を置いていかなければならなかった方々はまだまだたくさんいます。
クックちゃんは助かりましたが、残された犬達は20キロ圏内、30キロ地域にたくさんいます。残されたペット達以外にも、まだ生きている牛や豚がいます。
今、すぐ助ければ命が繋がります。まだ生きている動物を餓死させない、日本を動物虐待国にしないよう1頭でも救いましょう。
1頭でも多く救いたいと福島県は現在、放浪ペットについても救護チームで収容を行うそうです。
どうにか福島県も国(環境省)も民間の愛護団体に協力を要請し救い出すことになりました。(2011/5/9)(LIVING WITH DOGS)
詳しくは、衆議院議員の玉置議員のブログをご覧下さい。