福島原発20キロ圏に残された犬と猫達

福島原発20キロ圏に残された犬と猫達

いまだに20キロ圏内に残された犬や猫がたくさんいます。
4月22日の警戒区域設定で立ち入り禁止が罰則付きに強化されたこともありボランティアでレスキューしていた人たちにとっても、助けたくても助けられない状況にありました。「勝手に連れ出すな」という現地の声があったからです。飼い主が判明していて助けてほしいという要望があれば助けられるのが、実情でした。
しかし、一時帰宅時に繋がれていない飼い主が判明していない犬達も少しづつレスキューされてはいました。しかしあくまでも飼い主の要望を元にしていますので一気にレスキューできなかったのです。
しかしすでに震災後4ヶ月を経過し、残された犬達の飼い主の存在有無を確認するような次元はもうすでに無いでしょう。ここまでほったらかしにする飼い主に何も言う権利なぞあるわけがありません。なぜならば、4ヶ月の間にいくらでも連れ出せる機会はあったはずなのに家族だと言いながら連れ出していないのが現実だからです。

何もかも遅い政府の判断です。やっと、飼い主不明の犬や猫を強制的に捕獲し、保護する方針を固めたことが12日、関係者への取材で分かったそうです。

もう震災後4ヶ月を経ています。暑い中、がんばって1頭でも多く助けようとして行動してくださる方々に感謝です。(2011/7/13)(LIVING WITH DOGS)

20キロ圏の犬猫、強制保護へ 原発事故で政府

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