どんなに小さくても犬は犬

どんなに小さくても犬は犬

チワワの桃ちゃんが、昨年に続き、嘱託警察犬の審査会に挑戦しました。

一般的なチワワの飼い主さん達は、どう思ったでしょうかね。愛玩犬のチワワ、飼い主さんはしつけをすると言ってもトイレのしつけくらいしかしていないのが一般的でしょう。
たとえば無駄吠えしても、抱いてしまえば大丈夫、ちょっと攻撃的でも抱いちゃえば大丈夫と、小型犬の飼い主さん達はしつけを真剣に考える方は少ないのではと思います。

だけど、もしもオフリードの小型犬が、攻撃的になったら、小さな子供の指を噛み切るくらいの威力があります。どんな小さくても犬は犬なんですね。だから小型犬だからお散歩に連れて行かなくても良いと言うことはありません。

「外に連れ出すと、怖がるのでと家の中だけに居ます。」これでは、せっかく犬に生まれて来たのにお散歩の楽しさを知らない、どんどん臆病な犬にしてしまっているのは飼い主さんです。かわいそうな犬生ですよね。

チワワの桃ちゃんのように、どんな小さな犬でもしっかり訓練したら警察犬になれるんです。

通常の暮らしの中でのしつけはどんなに小さな犬でもした方が良いでしょう。

まずは人に優しい穏やかな犬に育てること。愛情だけではなくたくさんの人と接してかわいがってもらうことで社会性が身につきます。そんな犬に育てましょう。

そして「待て」は大切な訓練です。リードが離れて道路に飛び出して交通事故ということにならないように常に待てで止まるようにしつけていたら安心出来ます。

無駄吠えは原因があります。音に敏感な子は、不安なために「誰か来たよ!」と飼い主さんに教えています。だけど飼い主さんが吠えなくても大丈夫と教えてあげれば安心して吠えなくなります。根気良く教えることで、無駄吠えしない犬になるでしょう。

旅行に連れて行くにも、無駄吠えしない犬の方が、飼い主さんも楽しめますよね。
旅行先で1頭のワンの無駄吠えが連鎖して大合唱となるのは勘弁してほしいですよね。
(2011/11/3)(LIVING WITH DOGS)

チワワの桃、今年も大健闘 嘱託警察犬の審査会 奈良(産経新聞)(2011/11/2)


 

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