都内の公園はどんどん犬禁止に!(1)


都内の公園はどんどん犬禁止に!(1)

我が家の近所のお不動さんは、昨年のある日、犬の通り抜けが禁止となった。それまでは愛犬たちと風情のあるお不動さんの境内を通り抜けてお散歩をしていた。近所には林試の森もあり、2年前に初めてこの辺りを散歩して気がついたが、以前住んでいた港区に比べて大型犬の比率が高いことにびっくりししたものだ。
林試の森では、大型犬の飼い主はもちろんリード付でお散歩、マナーとルールをしっかり守って、大型犬、小型犬と大きさに関係なく、お散歩仲間のコミュニケーションもあり、地域の犬飼のコミュニティーがしっかり出来ていると感じたものだった。
そんな矢先、突然のお不動さんの締め出しであった。「いったい何が?」

我が家の周辺は、もちろん普通の住宅地である。我が家の犬達はGRで2頭。近頃、我が家の敷地内に小型犬の糞が放置されることが増えてきた。これが、お不動さんの締め出しの原因かと思うのである。

ある地域で公園を閉め出された飼い主さん達が、どうにか朝の時間を限られた人と犬達に解放してほしいと、区に申し入れた。さてさて、どのような顛末になるであろうか。

一人の不届き者の飼い主の為に、多くの善良な犬の飼い主が追い詰めらているのである。犬の飼い主の敵はモラルのない飼い主なのである。どうにか行政も、町内会も優良飼い主を増やす活動を理解していただけたらと願う。(2012/1/27)(LIVING WITH DOGS)


飼い主の肩身を狭くしたのは誰?

犬を飼っているだけでこんなにも肩身が狭いものだろうか。
近くの公園に犬が入場できないように鍵がかけられた。もともと犬立ち入り禁止なのだから仕方がないのだとも思う。しかし今、犬を飼う人の数は多く、自由に運動させられる場所が求められているのも事実だ。

他に行き場がないために使っていた、と正直に言えば「甘えだ」と言われる。

「規則を作りそれを遵守しながら使いたい」と言えば、「今まで禁止と書いてあるのに堂々と入っていた人たちが今さら規則を守れるのか」と言われる。
さらに「本当に悪いと思っているのか」と言われたので「悪いと思うからルール作りをしたのだ」と答える。
次は飼い主と犬全部に番号をつけ、何番が悪い、とすぐわかるようにしろ、と言われる。そして明けても暮れても糞尿のことを繰り返される。
犬の糞と尿に含まれる子供にとって有害なもののデータを出せ、と言われた。朝30分、犬に時間が欲しいと正式に要望書を提出したらこれだ。

つまりそれはまた、初めて顔が見えるようになった、逃げない犬の飼い主に対して今までのうっぷんを一挙にぶつけているような形だった。2時間近く謝り続け、あちらこちらに「絶対だめ」の声。
今まで犬の飼い主が何をしてきたのか?

10人の飼い主がいる。1人がいつも糞を取らないとする。糞はいつまでもそこにあり、しかも毎日増えるとしたら?

「だから犬は嫌だ」と言われるのだ。

不良飼い主の数は少ない。しかし優良飼い主の100倍目立つ。

犬や猫は人間の隣人だ。隣人と共生して欲しい。一日のうち30分を使わせてほしい。
不潔だ、汚い、だから出て行けではなにも解決しない。
そして飼い主の皆様、どうか自分の犬を嫌われ者にしないで。
犬に自由を与え、社会的信頼を得させたいなら、良くしつけ、自分はルールを守ること。それにつきる。
しつけ教室ではまず、なぜ躾が必要なのか、そこから話さなければならない。
(2012/1/27)(東京都 Sさん)

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