「いのちの花」知ってますか?

「いのちの花」知ってますか?

今日、Mr.サンデー(CX)で初めて知りました。

青森の高校生が校外活動の体験で動物管理事務所での殺処分の現状を知りました。
寿命を全うせずに殺された犬たちの小さな骨を係員から見せられました。そして犬たちの尊い骨が産業廃棄物となることを知らされました。「愛されて暮らしたなら生きられた命、が殺される」そして人の骨はちゃんと葬られるのに、いらない「犬の骨はゴミ?」と憤りを感じたのでした。

どうしたら捨てられた犬、不要犬として収容された犬、この命を救えるかをみんなで考えました。そしてゴミとなってしまう遺骨。

「動物の骨は肥料になるんだよ」の先生からのアドバイスから、鉢植えの花を育てようと決まりました。
生徒達は、生きられた命を全う出来なかった思いを、花としてもう一度咲かせようと意気込んでいたのです。指導の先生は生徒達の思いを叶えるために、犬の骨の引き取りを保健所に申し出ました。何度かお願いし、やっと引き取りが可能になったのです。

遺骨はそのままの形です。肥料にするには細かく砕かなければなりません。5人のメンバーで遺骨を煉瓦で砕きます。みんな「生かせてあげられなくてごめんね。」「つらかったね」と涙を流しながら砕いたのです。

その活動を見て、「そんなことをしたら犬が夢に出てくるぞ」と揶揄されたり、「それは良いことだね手伝うよ」と人様々でした。

遺骨を砕き、土に混ぜ、花の種を蒔きました。そして咲いた花、高校生達はどれだけ感動したことでしょう。この活動は、後輩に受け継がれているそうです。

小さな命の大切さを知った高校生達、ありがとう!

この運動が日本中に広まりますように!そして殺処分のない日本に一歩踏み進みましょう。
(2013/11/17)(LIVING WITH DOGS)

 

「命の花」活動、愛犬家が体験/十和田(2013/09/30)

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ