一戸建て | 伝統的な日本家屋、ふすまや障子とかある家では、大変じゃないかなと思います。ふすまや障子はやんちゃな子犬のいたづら意識をそそるものになるでしょう。和洋折衷型が良いかもしれません。 |
| 畳の部屋にはしつけが十分に入るまでは犬が入れないようにした方が良いでしょう。犬は穴掘りをする習性があります、部屋の中で穴掘りを始めたらいけないと教えましょう。 |
床材 | 床材は、いろいろな種類がありますが、傷が付きやすいものも多いので、建材屋さんに相談し、傷が付き難く、なおかつできれば滑り難いものを選ぶのが望ましいですね。絨毯は、横たわると気持ちが良いですが、ノミの繁殖地にもなりますし、もしも、ガガガっと掘られたときの気持ちを考えると、どっちもどっちですね。 |
| 全てフローリングで脱衣場のみビニールの場合ですが、犬のトイレトレーニングができるまでは結構失敗も多いので、すぐ拭き取れるように配慮しましょう。脱衣場のビニールは、クッションフロアーと呼ぶ事が多いです。こちらにも店舗用が有りますので、耐久性が少し違います。 |
| 色はダークオーク、表面にセラミック加工を施している堅い店舗用のフローリング材にしました。よくすべるので足の弱い犬にはちょっと心配かもしれません。爪でのひっかき傷には強いです。ただし、猫が小型のテレビを床に落としたときに10円玉くらいの穴が出来ました。物を落とした時はあまり強くないようですね。補修用パテやクレヨンの様なカラー補修材も有ります。また、クレヨンの様なカラー補修材も有ります。 |
| 床にコルク材を選ぶ場合、コルク材は滑りにくいということですが、設計士さんに相談してみて下さい。大型犬の爪痕には弱いようです。小型犬には良いかもしれません。 |
| イエローラブを飼う予定だったので、イエローが映えるように、床の色や家具をダークオークにしましたが、ダークオークは犬のツメの後がすごく目立ち、現在築1年ですが、ボロボロです。やはり床はナチュラル、ナチュラルライトがよかった。抜け毛もスゴーく目立ちますし。それぞれの色別に補修色が出ています。 |
| 水を飲んだ後、ぽたぽたこぼしながら歩くので、白っぽい床が黒ずんできたため、思い切ってダークオークの床材にしました。ただし、抜け毛はとっても目立ちますね。 |
壁 | 犬は壁に沿って体をつけて歩くことがありますから、体が触る位置がすぐに汚れてしまいます。うちは白い壁紙を選んだためそれが、顕著にあらわれ、大変きたないです。なるだけ、壁紙は汚れが目立たない色の方がよいし、同じ白でも、柄付きのほうが目立たないようです。 |
| 壁の汚れ防止と体当たりやいたずらから穴が空くのを防ぐために、リビングの壁ほとんどに腰板をつけたケースもあります。 |
| スーパー汚れ防止という壁紙は濡れた雑巾でさっとふいてきれいになります。凸凹が少ない材質の物も良いかも知れませんね。 |
ドア | 立ち上がって器用にドアを開けるので、L型のドアの取っ手を止めて、握り玉にした。 |
| 寝室で寝ている犬は不思議なことに、ドアの前が指定席、犬が寝込んでると部屋側に開くドアが開けられないんです!ドアは廊下側に開くようにすればよかったなあ。(寝室の広さにもよりますが…) |
窓 | 中大型犬を飼う場合、窓から飛び出して2階から落ちないように極力高い位置にしたほうが良いでしょう。窓の近くにテーブルなど置かないようにした方がより安心できます。窓ガラスは最近、1枚の大きなものでも、割れても散らないように、中にワイヤーが入ったものが良いでしょう。 |
階段 | 足の長い犬ではあまり問題にならないのかも知れませんが、4本足にはやはり階段はめんどうなようです。うちは階段が無いのですが、親戚のうちへ行ったとき、10段飛ばしをして飛び降りてました。これが毎日だったらひざを痛めそうですね。急な階段では、落ちたりもしますから。 |
| 本当は犬にとって、階段は股関節の発達に悪いと言われており、ないほうがいいのでしょうが、こればかりは、しかたありませんでした。ただ、小さいうちはダッコして上り下りするということで妥協。ただし、階段は絶対に直線に作らず、必ず中ほどとL字に曲っている形状にし、犬が足を滑らせても、途中で止まるようにしました。 |
コンセント類 | 毛がおちることを考慮し、コンセントの数は掃除機がどこでも使用できるようになるべくたくさん作りました。ただし、コンセントの数は固定資産税を決める時の対象となるので、むやみにつけると逆に損してしまいますから、効率の良い位置を見付けましょう。 |
| テレビ/電話の口の位置犬が電気コードを噛んで、感電しないようにテレビや電話の口を一個所に集めて、すべてのコード類が犬から見えないよう、隠しやすい位置(一ヶ所)に全て集めました。電話線にも電気が流れていますよ! INS64だとDSUから出ている線を噛まれたら大変ですね! |
収納 | 収納部分は多いにこしたことはありませんが、部屋のスペースをなるべく確保したいことと、犬が収納部分に簡単に入り込めないようロフトをつくり、殆どのものをそこに収納するようにしました。 |
入り口 | 正面玄関の他、裏口があって、そこから普段皆が過すスペースに直接入れるほうが便利ですね。大事な革靴やブーツは、正面玄関に置いておくとかできますから。 |
| 玄関のタイルは、目地の汚れが目立たないように、大きいものにしました。滑り難いタイルや、目地に濃い目の色を付けるのもよろしいかと… |
| 犬の出入口近くの散水栓! ドロドロで帰ってきたときに、大型犬を抱えてお風呂場へ行くのはちょっと大変。温水が使えればベターでしょう。立水栓と言う7cm角程の柱を建てるタイプの物が有ります。 |
| 寒い季節に泥で汚れた体を外で洗うのは辛いので、お風呂場に外から直に出入りできるドアがほしい。さらにすだれタイプのシャッターが雨戸のようにあると安心。 |
部屋割り | 犬が部屋の中をなるべく行き来しやすいように、思い切って家は部屋数を2つにし、一部屋のスペースを大きく確保。中大型犬でも室内で遊べるように考慮しました。 |
| いわゆるオープン設計というのか、リビング(絨毯敷)もキッチンもどひゃーと、一つのスペースになっているとどこでも犬OKとなり、留守番の時は困るかもしれません。 |
仕切 | カナダではベビーゲートと呼ばれる、子ども用品売り場で売っているゲート(高さ60cm程度のプラスチックや木製)を犬用に使って、部屋と部屋の間を仕切ったり、階段を遮ったりしてます。うちの場合は、リビングとキッチンの間に一つゲートを立てれば、リビングに入れないようにできるので、外出する際はこれを利用しています。 |
| エアコンを使っているときもリビングと玄関を自由に出入りできるように、ドアの中にさらにスウィングドアをつけました。止め金をつけて、出入りさせたくないときは固定できます。 |
換気 | 換気は室内を清潔に保つためと、犬の暑さ対策のために、極力なるたけ、風が通り抜けるように窓の位置関係を考慮。(市販されている空気清浄器なんか全然効きません。)ホントに大事な事ですね!時間や季節で風の向きが違いますのでそのあたりの考慮も必要です。 |
| 特に粗相が多い子犬時代は窓を開けっ放しで換気してました。かなり匂いがこもってしまうので、換気扇があれば…と思ってました。風通しの良い設計にすればある程度OKでしょうが、窓を開けられないときは重宝すると思います。フィルター交換目安1ヶ月の空気清浄機は2週間で真っ黒になりますよ。以前、ペット同居型マンションのモデルルームを見に行ったとき、よくエアコンが付いているような場所に換気扇が着いていました。大きさもエアコンくらいで、熱交換型換気扇と言うそうです。これは便利ですよ! |
庭 | 庭と家との関係も重要だと思います。庭は塀(素材はなんでも)で囲み、ちょっとやそっとじゃ、抜け出せないようなしくみがあるとベターですね。これは飼う犬の種類によりますが、脱走名人を飼う私としては、重要なポイントです。 |
| 庭にも温水の配管がほしい。できれば、小さな流し台をつけると作業のときに腰が痛くならない。排水栓の付いた大きなたらい状のものがあれば、水遊びをさせてやれますね。使わないときは立て掛けておけると場所も取らない。 |
| 門扉にも鍵をかけられるようにしておくと庭で遊ばせているときに突然誰かが入ってきたりすることがない。子供が遊ぼうと入って来てもトラブルが起きることもない。 |
その他 | リビングの家具はすべて足のある家具にしています。毛だらけになりますが、家具の下に隙間があると掃除がしやすくて清潔です。また、お留守番時や防犯に昼間はタイマーで点灯。夏は6時にセットし、冬は5時にセットしています。 |