ある老犬との暮らし [8]アロエの効能?
こちら夏の凄さで有名な名古屋ですが、幸い今年はまだそれ程でもなく、我がタロも、毎朝のうれしい散歩が済むと、あとは相変わらず快適そうに寝てばかりです。そのお腹がゆっくりと上下しているのを確認しては安堵している家族達です。
さて、このシリーズの「その3」に肉腫のことを書きましたが、その後の経過と発見を紹介します。
タロの肉腫は2ヶ所、お尻の下部(肛門嚢の出口の下)としっぽの中央あたりにあります。最近その内の前者が目立って小さくなりました。私はこれはアロエの効果ではと思っています。
実は、場所が場所だけに薬を塗った絆創膏がすぐとれてしまうし、薬も切れたしと案じていた時に、5月始め丁度ラジオの(人間のための)健康相談でその効能を解説していたところのアロエを試して見た次第です。
始めはアロエの葉を開いてその半片を絆創膏で留めていましたが、後でその液を塗っただけでも、苦いのか、タロは舐めませんので絆創膏は不要になりました。当初は痛々しくびらん状であった肉腫も、今はかなり小さくなって乾いています。獣医さんの触診では、まだしこりは残っているようで、もっとこのまま続けて行こうということになりました。おまけに、肛門付近に幾つか見られたポリープも無くなっています。しっぽの方のは、もともとびらん状ではなかったので、効き目は見られません。これももし出血したりしたら、アロエを使うつもりです。
以上のことが、本当にアロエの効能の故なのか、タロの老化につれて肉腫なども干からびて行くものなのか、獣医さんははっきりと言われません。ともあれ、老犬か否かに拘らず、皆さんも一つお試し下さい。
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