新個体識別法?

新個体識別法?

現在では、愛犬の個体識別はマイクロチップ、タトゥーしか出来ません。マイクロチップは、意識の高い飼い主さん達の中ではその必要性は当たり前になりつつあります。迷子になったとき、愛犬の健康保険は、と考えられた方は個体識別が必要であると考えられるからです。
一方、捨てられる犬(家庭犬の放棄、猟犬の放棄、イベント犬の放棄など)が減る要素として、個体識別がされることで安易に捨てられなくなるのでは? という希望的観測もあります。
しかし日本ではマイクロチップの普及は遅々として進みません。
以下の識別法は、実際にどのようなものか具体的にはまだ不確かですが、問題は日本に普及するか? ということです。是非普及を期待したいところです。(LIVING WITH DOGS)


早大院生VB、ペット識別情報活用

健康管理・捜索サービス

早稲田大学の学生ベンチャー、マイポストジャパン(東京・港)はバイオメトリクス(生体識別)技術を使って、犬や猫などペットの個体情報を収集・管理する新しいビジネスを始める。全人口の3割といわれる愛犬家、愛猫家などペット愛好家を対象に、迷子の捜索や健康管理などに役立てる。
ペットの個体識別には、早大が別のベンチャー企業と特許を共同出願している技術などを利用。写真機能付き携帯電話に二焦点レンズをを付けペットの虹彩と顔などを撮影。マイポストジャパンがデータベース化する。
9月に会員制のコミュニティーサイトを開設。付き二百円程度の会費でペットの家系図や予防接種など一生の飼育計画を作るサービスを始める。1年間で1万人の会員確保を目指す。獣医と連携し、専門的な健康診断や個体情報に基づいたペット保険の作成も検討する。ペットの個体情報が集まれば、飼育の注意点などがデータ化できる。捨てペット防止にも役立てる考えだ。マイポストジャパンは早大が新設したインキュベーション(ふ化)施設に入居。高本治明社長(25)は早大大学院政治学研究科に在籍している。
(日経産業新聞、2002/04/24)

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ