犬を飼うには免許?

犬を飼うには免許?

読者の方からの厳しい声です。大型犬と暮らしている飼い主さんにとっては耳の痛い話ですが、これはなにも大型犬だけではなく、小型犬の飼い主さんにも同様に言えることだと思います。
犬と暮らすことは、自己主張だけではいけません。社会に受け入れてもらえるよう、また犬嫌いの人にも迷惑にならないようマナーを持って、毎日を楽しく暮らしていきたいものです。
犬飼いの足を引っ張るのは、やはり犬飼いなのです。このご意見を真摯に受け止めて、己の行動をもう一度見直してみましょう。(LIVING WITH DOGS)


R.Lさん:
「それは行きすぎ」と言われるかもしれませんが、この狭い日本で犬、特に大型犬を飼うなら、それもやむをえないんじゃないか、と最近思い始めました。
私は「都会」に住んでいますが、大型犬が多いのには少々驚いています。他人に迷惑かけたりしなければ、別に何犬を飼っても良いのですが。しかし「一体何考えてるんだ?」と思われる飼主が多いのです。欧米では、とは言いたくありません。向こうだって、犬の事件は多いし(件数では日本以上)捨てられる犬もいます。
日本は「法律を強化して免許制にした方が良いんじゃない」と言いたくなるような非常識な飼主の目立つ今日この頃だと思います。


LIVING WITH DOGS:
大型犬の飼い主さんにしろ、小型犬の飼い主さんも、とにかく愛犬をコントロール出来ない飼い主さんが未だに多いのが現状ですねLIVING WITH DOGS は、むしろ大型犬だけを免許制にすると言うよりも、すべての犬を飼う人を免許制としたいくらいです。

R.Lさん:
昨年、「複数のG.Rの放し飼い」で私と喧嘩した飼主さん。しつけらしいことをした話はきかず、他人に飛びついたり、子供を泣かせることしばしば。某所から指導が来ても平然としている、とうとう、他の犬を襲い重傷をおわせました。しかも、これが初めてではないというから驚きです。最近、とうとう私は、「何考えてるんですか! その犬種のイメージダウンになるんですよ! 」と、その飼い主さんに向かって怒りました。

LIVING WITH DOGS:
R.Lさんは立派ですね。そのような飼い主さんにはっきりとクレームを言える、そういう人はなかなかいないですよ。
はっきり言わないと「これでいいんだ」とまったく気にしない飼い主さんがまだいるんですね。また意見すると反対に切れる飼い主さんもいるし。我が家は、そのような危なげな飼い主さんには近づかないようにしてます。

R.Lさん:
大型犬3頭連れて狭い遊歩道を散歩するのはいいです。でも、その1頭は首輪もつけない、ノーリード。きちんと脚側行進してるわけはなく、うろちょろしながらお散歩。
怒った私の姿を見ると、慌てて犬達を抑え、リードをつけるようになった。何故怒ったかわからないらしい。ちなみに、犬は訓練性が良いはずのボ○サーでした。ワ○○ラナーを放す飼い主もいるが、運の良い事に最近会いません。
私の場合は、都会で飼うのだから、あえて防衛訓練を入れていません。ほんとうは防衛訓練を入れる方が得意な犬種ですけど。もちろん服従訓練は当然入れましたが、そこまで気を使っているのに、なにも考えない飼い主がなんで多いのかと思います。
「免許制度」が必要とほんとに真剣に思いました。
なお、マナーが悪いのは、大型犬だけではありません。小型犬も相当なものです。目の前で柴犬を放すご近所、うちの犬が噛まれそうになったので、当然抗議したが何故抗議されたかも分かっていないようです。
急に植え込みから襲いかかるフ○ン○ブルがいます。あぶないところでした。
以来、我々を見ると、飼主はルートを変えるようになりましたが。
大型犬のほうが、破壊力が小型犬よりも格段に優るので、こう述べているのです。本当は、犬を飼うなら「しつけ教室&講習会を義務付け」の提案をしたいぐらいなんですけど。


LIVING WITH DOGS:
小型犬は、多少訓練していなくても抱いてしまえば良いという飼い主さんが多いのですが、実際に旅行先での無駄吠えなどは残念ながら小型犬に多く見られます。
まあ大型犬が無駄吠えしたらそれこそ大変ですけど。
要するに、どんな犬でも飼い主がしっかりコントロール出来れば、問題は起きないと言うことです。

R.Lさん:
言う時には言わないと「散歩場所が無くなる! 」のです。
ここは都会、散歩をする場所は限られています。遠慮して避けていたら、お散歩できなくなります。「立派」ではありません。ついでだから、申し上げますが私は「流行の犬」を連れた方は警戒します。理由は、初心者が多くて犬を制御できていないからです。
さらに最近ではG.R、B.コリーは要注意になりました。理由は、何を勘違いしてるのか、妙に自信家が多いからです。
別に自信を持っているのは結構なことです。他人に迷惑をかけなければ。はっきり言って、考えの甘い飼主がこの犬種には多いようです。
どんな自信があるのかは存じませんが、朝の通勤通学時間帯に狭い広場(そこを通り道にする人も多い)でディスクやらノーリードというのはどう言う神経をお持ちなのでしょうか。「大丈夫、何もしないから」といった飼い主さんもおりましたが、その根拠を伺いたいものです。
見た目が「小さい」「大人しそう」という理由で、平気で大胆な事をする飼い主さんの多い事に驚くばかりです。
見た目が怖いロットワイラーやグレートデン、ドーベルマンなどで同じことしたら、警察に通報されるでしょう。理不尽ですよね。
何しろ、訓練しやすいはずのレトリバー系でさえ、もてあます日本人です。
レトリバーを制御出来ないなら、後は動作が鈍くてボ〜っとしてる犬でも飼うしかないでしょう。子犬の頃から、「食う、寝る」しかしないような犬種を。でなければ、アイボにして欲しいと思いますね。


LIVING WITH DOGS:
犬との暮らしが社会的に認められて来た反面、飼い主さんの甘えも見られます。公開したドッグカフェがマナーの悪さで閉店、未だに多い放置糞、公園でのオフリード、咬傷事故が後を絶ちません。
犬と暮らすことをもっと考えて権利の主張だけではなく、マナーある人と犬という姿がたくさん見られるようになるといいですね。ご意見ありがとうございました。

(2003/05/16)(東京都、R.Lさん&LIVING WITH DOGS)

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