アテネの祭典の裏で野良犬対策の真偽
アテネの祭典の裏で野良犬対策の真偽
オリンピックもそろそろ終盤、日本選手のメダルラッシュで毎日寝不足の日本人が多いと思います。昨年7月、アテネ五輪組織委員会と農業省が協力して野良犬対策を発表しました。
その案は (1)アテネ全域から野良犬を捕獲 (2)予防接種や避妊手術を施す (3)引き取り手を探すが、見つからない場合は健康な犬に限って元にいた場所に戻す。
LIVING WITH DOGS は、「殺さずに地域犬として街で共存する」という、これからの動物愛護運動を進める上でも画期的な提案だと喜ばしく思っていました。( 関連記事 : 日本の野良犬対策にも妙案になる? )
オリンピック開催中のTV観戦の合間に愕然とするニュースが飛び込んできました。実際には、街に戻した犬が起こす咬傷事故が絶えないとかで、捕獲すると言うよりも毒餌を使用して野良犬を殺処分している? と言うような内容でした。
実際に殺処分された犬たちの多くの遺骸もTV画面上に映し出されていました。
その後、このニュースの出所は?どこかにもっと詳しい記事がないかと探したのですが見あたりません。読者の皆様の中で、このニュースの真偽を明らかに出来るような情報はないでしょうか?是非情報をお寄せ下さい。
(2004/08/27)(LIVING WITH DOGS)