沖縄でパルボウィルス感染症が蔓延
沖縄でパルボウィルス感染症が蔓延
沖縄でパルボが流行しています。近ごろは、愛犬と共に沖縄に旅行する方も増えていますが、行かれる方は愛犬のワクチン接種を怠らないようにしましょう。ワクチンを接種していないことで感染し、地元に戻って感染が広まらないよう気をつけるのは飼い主さんの義務です。
(2003/08/16)(LIVING WITH DOGS)
[犬コロリ病] 本島北部で増加 ワクチン接種が有効
本島北部を中心に犬コロリ病とよばれる犬パルボウイルスの感染が増加していることが13日までに県小動物獣医師会の調査で分かった。同医師会は「流行が収まる気配がなく、全県に広がる可能性がある」として、定期的なワクチンの接種を呼び掛けている。
犬パルボウイルス感染症は、元気だった犬が急に吐いたり、くだしたりし始め、その後血便に変わって2、3日で死ぬこともある怖い病気。人間には感染しない。犬のおう吐物や便などを介して広がる。
同医師会が5月から3か月間にわたって会員病院(24病院)に緊急アンケートを実施したところ、中北部を中心に80匹の発生が確認された。月を追うごとに増加しており、衰える気配がないという。
同会の永井良夫会長は「感染すると助けられないケースが多い。ワクチンの接種が最も有効」と接種を呼び掛けている。(2003/08/14)(琉球新報より)