広島ドッグパーク関連

広島ドッグパーク関連

500頭に近い大量の犬達のケアは想像できないほど大変かと思います。地道な作業の継続で、徐々に犬達も元気になっていくことでしょう。
レスキューに従事されている方々の労力も限界があるでしょう。少しでも良い方向に結びつくようお祈りしています。
毎日新聞の記事に、広島市の対応遅れについて記載がありました。
4月、市に200匹の引き取りを要請された段階で、行動を起こさなかったことで事態が悪化したことを、広島市の対応の遅れと認めたことは大きな成果でしょう。
また、管理業者廃業届が出たと言うこと。出来れば更に、動物を扱う登録をもう得られないような制約が出来れば完全なのですが。これまでも繁殖業者の破綻の後、別の土地で開業したりして、結局は同じ生体を扱って再度破綻したりと繰り返しています。

さて、これからおそらく毎月のように大小さまざまなテーマパークや繁殖業者の破綻が続くことでしょう。(2006/10/18)(LIVING WITH DOGS)


「ひろしまドッグぱーく」問題:犬救護に全国からボランティア /広島

◇広島市、管理業者廃業届を受理
佐伯区湯来町白砂の「ひろしまドッグぱーく」(昨年6月閉園)で、約500匹の犬が十分な世話を受けずに衰弱していた問題で、広島市動物管理センターは16日、犬の管理をしていた業者「ドッグプロダクション」の廃業届を受理したと発表した。同市は「もっと業者に実効性のある指示をしていれば、このような悲惨な事態になることはなかった」として市の責任を認め、今後は事業規模に応じて立ち入り検査の頻度を拡充するなど、再発防止を図ることにしている。また、動物愛護団体は動物愛護法違反容疑で業者の刑事告発を検討している。
 ◇もっと早く……落ち度を認める
 ◇異常のない400頭 21、22日に譲渡会を予定
同市によると今月6日、同施設の敷地内で犬の死体が埋められているのを、犬の管理を引き継いだ大阪市の動物愛護団体「アークエンジェルズ」(林俊彦代表)が発見。通報を受けた同市が同11日、火葬を指示する改善勧告書を出し、業者は16日までに34匹すべてを火葬したという。
同市は今年4月に現地調査をした際、「数が多すぎて、衛生状態が悪化している」として、適正な管理をするよう業者に改善指導書を出した。これに対し、業者は「200匹を市が引き取ってほしい」と要望。市は、動物愛護団体などに引き取りを頼むなどするよう指示したという。この結果、業者による不適正な犬の管理が続き、多数の犬が栄養不良に陥った。
会見した同市保健部の砂田俊一次長は「業者から犬の引き取り依頼があった時点で、市も一緒に引き取り先を探すべきだった。すべての犬の健康状態の確認も、徹底的にすべきだった」として、落ち度があったことを認めた。動物愛護法が定める動物虐待はなかったとして、現時点で刑事告発の予定はないという。
一方、「アークエンジェルズ」によると、犬の救護活動を始めたころよりは大分元気になって歩けるようになったが、長期に渡る栄養失調の影響は大きいという。通常の半分の体重しかなかったり、ストレスで自分の足をかむ他、皮ふ病で毛が抜けたり、病気で片目が飛び出たケースなどひどい状況。救護活動には、平日約200人、土日約350人のボランティアが全国から集まり、餌や医療品などメーカーからの支援も届いているという。
 ◇愛護団体告発へ
同団体は、同法違反容疑で告発する方針。また、今月21、22両日、同施設内で、健康状態に異常のない約400頭の譲渡会を予定している。(2006/10/17)(毎日新聞記事より)

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