新形態のドッグフード誕生

新形態のドッグフード誕生

かつての日本の犬たちの食生活は、人の残り物にみそ汁をかけてあげたりとしていましたが、ドッグフードはこの日本の犬たちの暮らしに大きな変化をもたらしました。
海外からドッグフードが紹介され、簡単、便利、安価なフードが日本の犬たちの食生活を変えていったのです。食生活の改善と共に長生きするようになった犬たちに、アレルギーや様々な原材料に対しての疑問が多く見られるようになりました。
どんなに良いドッグフードでもどこか信じられないと言うような状況に現在はあると言えるでしょう。当然のことですが、手作り食を試みる飼い主さんが増えてきました。
では手作り食ならば安全かと言うと、原材料としての野菜は、農薬や遺伝子組み替えが心配だったり、蛋白源である牛はBSEの恐れもあり、人の食についても安全な食品を選ぶのは、このご時勢は大変です。

我が家は、5月から11月までは、無農薬野菜を取り寄せています。蛋白源は、人用のマーケットで仕入れていますが、まあ人が食べる基準のものを使用しています。
我が家のイヌは13才と老犬ですので、野菜類は、かぼちゃ、人参、ジャガイモは茹でて、オクラ、キャベツ、は生で、近ごろは、消化能力が衰えてきているかもと思い、野菜類はすべてをマッシュしてスープ状にしています。
肉類は、魚では、鱈、赤魚、鰯、肉類は鳥ささみ、馬肉、ターキーなどを利用しています。魚は茹でてからですが、馬肉やターキーは冷凍を解凍して、野菜スープにトッピングしています。

先日、お試し用にあるフードを手に入れました。
フリーズドライですが、その内容は高温で作られていないので、栄養素が自然に近い状態で保持できているそうです。
粉状ですのでお湯をかけて良くかき混ぜるだけです。手作り食だけでは栄養素の面で不安なところもありましたが、このフードを基礎にして、トッピングとして生肉、生骨、調理した肉類を加えてあげることが出来ます。

我が家は、馬肉の生、ターキーの生をこのフードにトッピングしてあげてみました。普段あげている手作り食とまったく変わらず、愛犬は喜んで食べてくれました。

野菜類の手間が、このフードだと省けます。また忙しいときには、とっても便利だと思います。
固形の粒状のフードは、水分なしで食すると胃のなかで膨張したりと胃捻転の原因だったりとしますが、この粉状のフードであれば、お湯を加えてスープ状になりますから安心です。

手作り食は、かなり手間がかかりますが、このフードとの出逢いは、我が家にとって革命的かも知れません。これまで、材料を揃えるのに結構苦労していましたので。

アメリカのこのフードのサイトをご紹介しましょう。

日本では、愛犬厨房さんで購入できます。

これまでは小型犬には最適な袋入りとか金額的にも小型犬だったらどうにかあげられるかなと思うようなフードはありますが、どうしても大型犬だと割高となってしまい、頑張って手作り食を作るのが一番かと思っていました。しかしこのフードならば、大型犬用には4.5K入りのバケツタイプがあります。
固形のフードよりは確かに割高ですが、安全性を考えたら、このフードはお勧めできるものでしょう。
(2005/5/9)LIVING WITH DOGS

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