犬専用の抗がん剤とPET検査

犬専用の抗がん剤とPET検査

愛犬をがんで亡くした飼い主さんはたくさんいます。

我が家も先代の愛犬をがんで失いました。治療中は、なんで人と同じ様な高性能な放射線治療が出来ないのか、最新のPET検査(高度医療)はないのか?とジレンマに陥り、結局まだまだ動物医療は人並みにはなっていないことに悔しい思いをしました。

犬のがんの抗がん剤は人用を使っているそうです。人の抗がん剤を作るのに、動物実験を行っているわけで、確かに犬にも効果があるのだと思いますけど。

アメリカで、初の犬用抗がん剤が承認されたそうです。肥満細胞腫用の抗がん剤だそうです。犬のがんでかなり高い確率の肥満細胞腫ですが、6割の犬達に効果があったそうです。

犬や猫のがんを診断するPET(陽電子放射断層撮影)検査装置を、国内で初めて導入したと言う記事がありました。

がんは、まずは早期発見ですが、年に一度の健康診断の折りに血液検査で腫瘍マーカーに異常値が見られたら、PET検査が出来れば早期治療が可能になります。

まだ北里大学獣医学部付属の小動物診療センター(青森県十和田市東二十三番町)にしかありません。
各獣医大学付属の病院に設備されれば良いですね。期待しましょう。(2009/6/8)(LIVING WITH DOGS)



犬にも抗がん剤(米で初承認)

米食品医薬品局(FDA)は、犬の皮膚にできるがんの一種、肥満細胞腫の治療に使う抗がん剤を承認した。犬専用の抗がん剤の承認は米国で初めて。これまでは人間用の抗がん剤を転用しており、「動物医療における重要な前進」(FDA)としている。
この薬は米製薬大手ファイザーの動物用医薬品部門が開発した「パレイディア」。
FDAが3日付けで承認した。
錠剤で、がん細胞を殺すほか、がん細胞に栄養を運ぶ血管が出来るのを防ぐ。犬による臨床試験では、6割の犬で、がんが小さくなったり、消えたりすることが確かめられた。
治療では獣医師が処方し、獣医師か飼い主らが犬に飲ませることになる。
米獣医学協会によると、ペットががんになることは珍しくなく、10歳を超えた犬や猫の半数はがんで死んでいる。また、ファイザーによると、米国では毎年120万匹の犬ががんにかかっている。
手術や放射線治療法、抗がん剤による化学療法などが行われているが、現実には人間用の抗がん剤が「安全性や有効性がよくわからないまま」(FDA)使われていた。(2009/6/8)(朝日新聞記事より)


ペットにもPET検査…犬猫のがん診断に北里大が国内初導入

小動物診療センターに導入された最先端のがん検査装置 北里大学獣医学部付属の小動物診療センター(青森県十和田市東二十三番町)は、犬や猫のがんを診断するPET(陽電子放射断層撮影)検査装置を、国内で初めて導入した。
人間と同様、早期発見が治療に有効なため、家族の一員としてかわいがる飼い主にとっては朗報だ。
PET検査は、人間のがんや認知症の診断などにも使われる高度医療。今年2月、獣医療法の施行規則が一部改正され、それまで検査を受けることのできなかった犬や猫も可能になった。同大は規則改正に合わせて導入の準備を進め、3月から検査を始めた。
検査は、がん細胞に取り込まれやすい「放射性医薬品」を注射し、この薬が発する微量の放射線を特殊な装置で撮影する。複数の方向から撮影することで、がん細胞の位置や大きさを判別することができ、さらに、活発に動いているがん細胞ほど薬を多く取り込むため、放射線の強さで、がんの進行度も判定できる。
注射以外は犬や猫に負担がない上、1回の検査で全身を調べることが可能。がんの転移も早期に発見できる。検査後、24時間たてば放射線の影響がなくなり、自宅に戻れる。
検査費用は1回あたり約10万円。手頃な価格とは言えないものの、同大獣医学部の伊藤伸彦学部長は、「痛みや苦しみを言葉で表現できない動物は、早期発見のために検査が重要。PET検査の導入で、精度の高い診断が出来る」と話している。
小動物診療センターでは、獣医師と相談の上で予約を受け付けている。問い合わせは同センター(0176-24-9436)へ。(2009/6/7日)(読売新聞記事より)

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