パピーミル火災で190頭の死

パピーミル火災で190頭の死

LIVING WITH DOGSは、最初にブリーダーが火災で200頭近い犬達が死んだというTVのニュースをみて、こんなパピーミルがあったのだと愕然としました。
小型犬ブリーダーと称してはいますけど、20犬種以上を繁殖していたら、パピーミルでしょう。こんな繁殖者はまともなブリーダーとは言えません。

シリアスブリーダーとは1犬種の真の良さを知り、その血統を守ろうと試行錯誤を重ねながらドッグショーでチャンピオンを達成後、繁殖をする人こそ、シリアスブリーダーと言えるのです。

この繁殖所で亡くなった犬達は家庭での暮らしも知らず、ただ繁殖犬として一生檻の中で暮らしていた犬達でした。
人から愛された経験も遊んで楽しかった思いもなかったその生涯を火災で焼け死んでしまいました。

こんなパピーミルは動物虐待だけでしかないのです。犬を繁殖し売るような流通をもう止めにしましょうよ。

ペットショップで生体販売可としている限り、このようなパピーミルは営業を続けられるのです。ペットショップでの生体販売を許可しなければパピーミルは営業できなくなります。そして愛犬の子供を見たいと言うバックヤードブリーダーも生まれた子犬の譲渡先を真剣に考えるようになるでしょう。

こんな悲劇をもう繰り返してはなりません。亡くなった190頭もの命、今度生まれ変わるときは日本ではなくドイツで生まれてね。(2009/6/23)(LIVING WITH DOGS)


チワワやプードル190匹焼け死ぬ 茨城で犬舎6棟全焼

22日午前8時半ごろ、茨城県坂東市逆井で、犬の繁殖・飼育をしている「ペットプラザ・ワンダフル」(黒沢美奈子社長)から火が出ていると通行人から119番通報があった。木造の犬舎6棟、計285平方メートルが全焼し、ペット用の犬190匹が焼死した。消防署員によって10匹は救出された。被害総額は2千万〜3千万円になるという。
境署によると、犬舎にはチワワやダックスフント、トイプードルなど20種類ほどがいた。この日は10匹を市場で販売するため、黒沢社長が朝6時半から1時間ほどかけて洗い、犬舎脇の乾燥室でドライヤーなどを使っていたという。出火当時、黒沢社長は市場にでかけ、犬舎の上に住んでいた社長の父親(56)も不在だったという。
同署は最も焼け方の激しい乾燥室が火元ではないかとみている。(2009/6/22)(asahi.com記事より)

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