ユキ&デイジーの「犬と踊ろう」挑戦記(5)
ユキ&デイジーの「犬と踊ろう」挑戦記(5)
5週目の今日は、少し早めに着いたのでDaisy とスピン(右回り)とターン(左回り)の練習をしていした。それを見ていたCarroll先生から「Daisyはもうスピンを上手にできるようになったから、ハンドシグナルをそんなに大げさにせずに体の脇でちょっと手を横に振るぐらいにして練習するように」とのアドバイスをもらいました。でも実際やってみるとDaisyは私のハンドシグナルというより、トリートの行方を鼻で追っているという状況なのでまだまだでした。
今日はまた新しい動きを3つ習いました。そのうちの2つは簡単なのですぐにできそうです。
一つ目はヒールウォークを始めて数歩あるいたら、犬ではなく飼い主がグルッと半回転し後ろ向きに歩きます。犬はそのまま前進を続け、また数歩で飼い主が方向転換し犬と同方向に歩くというものです。ですからトリートは左右の手に一つずつもつことになります。左手のトリートで誘導したあと、後ろ向きの歩くときには右手のトリートで誘導するというわけです。たったこれだけのことですが、ただのヒールウォークよりもメリハリがついて面白くなりますね。
もう一つは飼い主の正面に犬を右か左の方向に向かせて立たせます。犬の鼻が飼い主の右を向いている時には、右手にトリートをもち右に誘導しますが、飼い主はこのとき横歩き、または横スキップという形になります。そして方向転換は左手で時計と反対回りに犬を回らせ、今度はそのまま左手をつかって左方向に誘導。右手で時計回りで犬をまた方向転換し左に向かせるという繰り返しです。
これら2つのRoutineも来週のミニリサイタルの中に織り込むとよいと言われました。なるほどこれらは犬にとっては簡単な動きですね。
そして三つ目は、例の足の下くぐりの固定版とでもいいましょうか、Stationary Weavingというのを習いました。これは両足を開いて立った飼い主の足の間をまるで8の字を書くように犬をくぐらせるという動きです。いつものようにトリートを使って誘導させますが、犬が習得したらコマンド(これをなんと呼ぶのか聞き忘れました)と体をちょっと揺するぐらいでできるようになるそうです。
実はDaisyは2回目のレッスンのときに、歩きながら私の足の下をくぐらせる練習(私はLegと呼んでいます) をしながら間違って彼女の顔を蹴飛ばしてしまって以来、警戒してLegをしなくなってしまったのです。犬はすべてを経験から学ぶといいますが、これはまさに大きな打撃でした。折角あんなに上手にできていたLegだったのに(涙)。でもこのStationery Weavingは私の足は固定されているのでDaisyもさほど怖がらずにできたので、また一からやり直す良いきっかけになりました。
さて、今日の出席犬は3匹。MargeとイエローラブのJake、LynnとブラックラブのCharlie、そしてDaisyでした。
来週はいよいよミニリサイタル。習い始めてたった5時間でリサイタルって、かなり乱暴だと思いませんか?当日はビデオも撮ってくれるそうです。