動物愛護センターが真の保護施設に
動物愛護センターが真の保護施設に
LIVING WITH DOGSは動物管理センターが収容動物の殺処分の場ではなく本来の動物愛護の精神をもって、保護した動物をリトレーニングして里親探しをする場となって貰えればと願っていました。その願いが叶えられそうです。
岡山県で動物愛護センターが新築オープンしました。
野犬などの保護・収容を一元化した「保護棟」が出来、従来の保健所ではできなかった犬、猫の譲渡を制度化したそうです。
捨てられる犬がまだまだ多い中、思い切った制度を打ち出して下さった岡山県に感謝です。
岡山県の殺処分される犬や猫が最小限に止められるようになれば、この日本で画期的な先駆者となると思います。しつけ方教室や飼い方の講習会を実施するようですので、今後の岡山県の動物福祉事業の進歩を応援したいですね。
(LIVING WITH DOGS)
岡山県の動物愛護センター
人と動物が共存できる地域社会を目指して1日にオープンした県動物愛護センターで20日、開所記念式典があった。県知事ら約80人が出席。県知事は「少子高齢化、核家族化の中で、人と動物の共生は大きな課題。
県の動物愛護の拠点として、地域の皆さんに愛される施設になってほしい」とあいさつした。
センターは03年度に着工。約8ヘクタールの敷地には、これまで県内9カ所の保健所が実施していた
・野犬などの保護・収容を一元化した「保護棟」
・動物の飼い方に関する本を閲覧できる「図書コーナー」
・しつけ方教室など動物との実習に使用する「ふれあいステージ」
などが整備されている。
総事業費は約25億円。式典後はフリスビードッグによるデモンストレーションや、動物ふれあい体験もあった。
センターでは新たな試みとして、動物の命を大切にし、きちんと飼ってもらうため、従来の保健所ではできなかった犬、猫の譲渡を制度化した。
病気にかかっていない子犬や子猫を中心に飼い主を募集。希望者がある程度集まった段階で、しつけ方教室や飼い方の講習会を実施し譲渡する。随時受け付け。問い合わせは同センター(0867・24・9512)。(2005/4/21)(毎日新聞記事より抜粋)