捨てない人を育てる<子供が動物にふれる機会>
捨てない人を育てる<子供が動物にふれる機会>
犬を捨てない人を増やすには、小さな子供達に、小さな動物の命の大切さを身を持って知って貰うことしかないと思いますが、京都の保健所が保育園児向けに「ふれあい教室」を開催しました。
おきまりのただ子犬を抱けるだけではなく、子犬にはぬいぐるみにはない大切な命を持っていることを知って貰うために、聴診器で子犬の心臓の音を聴かせるというのはとっても良いアイデアですね。
このようなふれあい教室がどこの保育園、幼稚園、小学校でも定期的に開催されると良いと思います。たまには、可哀想な捨てられた犬たちの写真を見せたりすること、障害を持ったワンちゃんや老犬と暮らしている飼い主さんなんかも参加して子供達にお話ししていくことも必要でしょう。飼い主さんが愛犬を手厚く育てている姿を見せることで、命の大切さを育んでいくのではと思います。(2006/4/21)(LIVING WITH DOGS)
子犬抱きしめ「かわいい」 向日の保育所でふれあい教室
かわるがわる子犬を抱き上げ、喜ぶ園児ら(向日市・第6保育所)
京都府向日市上植野町の市立第6保育所で21日、動物ふれあい教室が開かれた。園庭に設けたサークルには子犬などが放され、園児らはそっと抱き上げて「かわいい」と歓声を上げていた。
子犬などとふれ合う機会を設けることで、子どもたちに動物の習性や行動を知り、正しい接し方や命の大切さを学んでもらおうと、府乙訓保健所が開いた。
子どもたちはまず、聴診器で子犬の心音を確かめ、ちっちゃな「命」を実感。さらに、職員から飼い主と散歩中の犬との接し方や小動物の抱き方などを教わった。
園庭では、子犬15匹とウサギ10匹、モルモット15匹としつけを終えた成犬2匹が待ち受けた。園児らはしっぽを振って飛びついてくる子犬に、最初はちょっとびっくりした様子だったが、すぐに慣れ、しっかりと抱きしめて「気持ちいい」と目を輝かせていた。(2006/4/21)(京都新聞記事より)