災害時に愛犬と避難する時の必需品

災害時の愛犬との避難

災害時の犬の居場所
三宅島は全島民の避難・離島が決定しました。有珠山の噴火の時は、哀しいかな家に残されたペット達は飲み水がなく亡くなったそうです。
ペットを家に置いていかないで下さい。一度離ればなれになったら二度とあなたの腕の中には戻ってこれません。大切な家族です。一緒に避難しましょう。

避難所(体育館)にペット連れでは入れないという理由で、置いていかないで下さい。
最悪な場合でも、避難所に寝なくてもグラウンドにテント住まいをすればペットも一緒にいられるのです。また親戚の家や、知人の家にお世話になることもあるでしょう。犬までお世話になるのは申し訳ないと思ったとしても、家族の一員ですから、ペットも一緒にお願いしてみましょう。
その時は、ケージでペットを寝かせれば問題なく一緒に暮らせます。

以下の「災害時に愛犬と避難する時の必需品」を参考にして下さい。

もしも一緒に避難場所で暮らせない場合は、必ず信用できる方にペットを預かっていただきましょう。そのためには以下のような事が重要です。

1. 日頃から、誰にでもなつく犬に育てておきましょう。
2. ケージに馴れさせておきましょう。
3. 狂犬病予防接種は確実にしましょう。


(2000/09/02)(LIVING-WITH-DOGS)



ペットのための防災のページ

危機管理情報: レスキューナウ・ドット・ネットあらゆる災害・危機への備えが網羅。
ペットに関しては以下をご覧ください。
ペットのための防災Vol.1 – 「ペットのために備えておきたいもの・心がけておきたいこと」
・ペットのための防災Vol.2 – 「獣医さんからの防災アドバイス」

災害時に愛犬と避難する時の必需品

品名

内容

犬用食料と水

ドライフード=3日分、その他、自宅保存で缶詰のフード3日分(缶詰は火災にも強い)。 ただし、犬は2日くらい食べなくても大丈夫なので長期戦になりそうなときは1日おきに食べさせてフードをとっておく。水=1頭に1日2リットル (中大型犬の場合)。犬用食料と水の準備は、ライフラインが復旧するまで必要ですから、最低3日分と考えました。

救急セット

ベトラップ、消毒薬、ハサミ、タオル、鉗子、絆創膏、ガーゼ、常備薬(あった方がいい)、スミスアンドネファー(固定式包帯)。また、お古のTシャツは、包帯がわりにもなり、保温にも使えます。

雑貨類

折りたためる食器(普通のものでも問題なし)、ビニール袋、ティッシュ、チラシ、リード(ロングリードもあった方がいいです)、ペン、犬用の靴(瓦礫を歩かせるため)、折りたためるケージなんかもあれば避難先で安心できますね。
また、ガムテープはかさばらないように芯を抜いて巻き直す。トイレットペーパーは、水に溶けるのでゴミにならない。ネームタグ、首輪(室内飼いでふだん付けてない犬は間に合わないことがあるので)。それから、犬ガムや骨は、ストレス解消のために。

その他便利品

殺菌剤付き携帯用ろ過器
1回で400cc、全部で80リットル分の水を飲料水にできる。アウトドア専門店、デパートの防災用具売り場 で購入できる。人間は飲み水、調理用合わせて1人あたり最低3リットルの水を必要とする。(4人家族の3日分は36リットルですから、2リットルペットボトル18本分。)

我が家では、寝室に靴を置いてます。登山靴を一回はいて、脱いで、そのまま足を突っ込める状態にして置いときます。ソックスも一緒に。でも、ソックスはそのときには履けないかもしれないので、必ず持ち出し用にも入れておきます。
何と言っても水ですね。水だけは確保しなくては。(99/05/09)

(新潟・K.Hさん Ext_link 粉工房・ろくぞう & LIVING-WITH-DOGS)

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