生体販売をするペットショップへの不買活動を読んで

生体販売をするペットショップへの不買活動を読んで

LIVING WITH DOGSの主旨に賛同下さった方からのお便りです。少しづつ理解者が増えて、幼い仔犬が店頭の狭いケージで売られないようになれば良いですね。すべてのペットショップでの店頭で販売されるものは、ペットグッズやフードだけとなる日を心待ちにしましょう。(LIVING WITH DOGS)


Story.1

Aさん:

大切な命に値段をつける事に以前から疑問を持っています。犬の一生で一番大事な時期に早々と親から引き離し、可愛い盛りに売れなければディスカウントしてまで換金するというショップがいかに多いことか。最近では「流行犬」なるものまでが出回り、売る側・買う側ともに人間のエゴ以外の何者でもないと思っています。まるで、装飾用のブランド品を持つ感覚のみで購入している気がします。

LIVING WITH DOGS:
 その通りですね。まだまだペットショップで買う事が当たり前と認識している人達が多い日本で、一歩一歩ですが、ペットショップでの生体販売がなくなるよう、行動していきたいと思います。

Aさん:
その子の一生に責任を持つ高い意識のある飼主が多くいることを強く望むばかりです。
純血種や珍種を連れていれば、優越感に浸れることに誇りを持つ飼主は本当に犬が好きなのでしょうか?血統書が、飼っていく上でそんなに重要なことなのでしょうか?

LIVING WITH DOGS:
どういうわけか日本人は血統書を求めます。その信憑性も疑問が多いのに、ただの紙切れなのに。

Aさん:
蛇足ですが、我家の犬達はそれぞれ違いますが、純血種同士のミックスの里子ですが性格が全く違い、一緒にいて楽しい毎日です(^・^)

LIVING WITH DOGS:
純血種同士の1代MIXは頭の良い子が多く、遺伝的な疾患もあまりでず、健康で利発な子達が多いです。
どうも日本人はただの犬は価値がないと言うような見方をする人がまだまだ多いのが現実です。
実際にMIXの飼い主さんの中には、この子は雑種だから、馬鹿だから、とおっしゃる人がいるんですね。そう言う人は、犬との暮らしなぞは考えません。昔風の飼い方、犬は外、番犬、そんな意識のままなんですね。どんな犬も貴重な命があり、個性もまた異なり、一緒に暮らすことで、その個性は更に素晴らしくなることを知らないんですね。
Aさんのような方々が、堂々とおしゃれに、「犬との素敵な暮らし」をしていることを見せて下さることで、MIXの価値を見直す人達が少しづつ増えていくと思いますね。

(2003/3/29 神奈川県、M.Nさん)(LIVING WITH DOGS)


Story.2

Bさん:
生体販売をしているペットショップに私も行きます。やはり子犬はかわいいので、自分の犬の物を買うついでに見ています。でも、どこのペットショップもケージが小さく、決して十分な環境ではありません。数年前、ドイツに行ったときに生体を販売しているペットショップがないことに大変驚き、ペットショップに子犬がいるのは当たり前ではないのだと気づきました。また、レストランや電車の中で見かけた犬は大変しつけられていて、感心しました。

LIVING WITH DOGS:
私どもも、海外に行くたびに必ずペットショップを覗いてみますが、英国ではやはり、ペットショップというのはグッズ類、フードしか売っていませんでした。アジアの各国ではまだ生体販売を行っていますが。

Bさん:
「ドッグランを作って」とか「ドッグカフェを作って」とか要求が多い割りに、自分の犬をしつける義務を果たしていない飼い主が多いと思います。私も犬を飼って2年余りですが、躾けは自分との戦いだと気づきました。「甘やかしたい」という誘惑との…ドイツの躾けられた犬を目標に今も誘惑と戦ってます。

LIVING WITH DOGS:
まさしくそうですね。宿泊施設も人の旅行の延長に家族である犬を伴うという発想ですが、犬用の設備の整ったところを要望する飼い主さんも多くなりました。
LIVING WITH DOGSはむしろ設備なんて何もなくても良いと思っています。設備よりも犬が一緒に宿泊することが特別のことではない、自然なことだと理解してくれるような社会になっていけばと思うんですね。

Bさん:
ちょっと話はそれますが、日本人のブームというのもよくないと思います。CMで使われたから、チワワがブームとか、漫画で見たらかわいかったからシベリアンハスキーとか、こんなにもブームに左右されて飼う人が多いのも日本ぐらいなのではないでしょうか。命あるものを買うのに流行っているからという理由で買ってしまう、日本人の精神的なレベルの低さも不幸な犬を増やす一因だと思います。

LIVING WITH DOGS:
まだまだ流行で犬を求めている方が多いのが現実です。海外に住まわれる方々は、日本を外から見て、日本の遅れを感じ取っているんですね。ドイツの小野さんはいつも単刀直入に言って下さいます。LIVING WITH DOGSが躊躇していた事に背中を押していただいている。

Bさん:
これからも、私も含め犬を飼う人たちの啓蒙活動を続けてください。そして、犬や猫たちにとって暮らしやすい日本になるといいなと思ってます。

(
2003/04/09 神奈川県、M.Hさん)(LIVING WITH DOGS)


Story.3

ドイツの犬事情はアメリカでも同様な部分があります。
アメリカでも、もちろん犬や猫の生体販売は店頭ではしていません。インターネットでのオークションもしていません。
大手のペットショップチェーン店では店の一角に”アダプションセンター”(里親システム)なるものがあり、そこに保健所からの犬や猫たちがいて、いつも自由に見れるようになっています。
そして、決まった日にそこにいくと自分の欲しい子をアダプト出来るシステムになっています。
また、色々なアニマルレスキューのグループが週末になるとそういうお店に犬や猫を連れて出向き、アダプトしたい人はそこで申し込みが出来るようになっています。
アダプトは誰にも出来るのではなく、大抵は色々なバックグラウンドチェックがあり、場合によっては申込書に書かれた情報が正しいか、その人の家まで出向いて確認します。
しかし、それでもまだ不要な犬や猫たちが沢山いるのです。
日本のペットショップや保健所、無責任な飼い主などの話を聞くたびに心が痛みます。
1人でも多くの人が小野さんのエッセイを読んで動物に対する考え方を変えてくれたらいいなぁと願っています。


(2003/04/11)(U.S., C.Tさん)

Story.4

T
さん:
はじめまして! フライングディスクで愛犬と遊ぶ毎日です。
実は数日前に、私の親ばか犬サイトにバナーを貼らせて頂いたばかりでして、そのような記事には特に目が引きつけられる今日この頃です。おこがましいのですが、提案と意見です。よくよく考えてみたところ、私個人としましてはペットショップでの生体の販売には反対でないことに気付きました。(汗)私が反対なのは、生体の「展示販売」です。


LIVING WITH DOGS:
LIVING WITH DOGSもこの展示販売を止めさせたいと言うのが第一の目的です。

Tさん:
知ってるペットショップでは、購入希望者の生活環境等を事細かに聞いてから、犬種からアドバイスし、展示をせずに直接信頼の置けるブリーダーさんを紹介するそうです。仲介料を取るんでしょうね。

LIVING WITH DOGS:
新宿にあるデパートで展示販売は生体にストレスを与えるため止めましたが、ご希望の犬種があれば仲介しますと張り紙があるそうです。今度取材に行ってみようと思っております。

Tさん:
そこから買うと、まず間違いないとの噂です。あくまでもそう言う販売方法には賛成ですし、そのペットショップのオーナーさんの犬に対する情熱が伝わってくると思います。

LIVING WITH DOGS:
その通りですね。

Tさん:
しかし、犬を飼いたいヒトがそう言う良心的なショップに辿り着く確率は本当にわずかなものだと思います。

LIVING WITH DOGS:
まさしくそうです。

Tさん:
それから「気軽に」犬を飼いたいヒトにとってはそのようなショップは「うざったい」以外の何物でもないような気もします。犬に思い入れがある分、少し値段も高めと聞きます。

LIVING WITH DOGS:
だと思いますね。

Tさん:
将来逆にそういったショップばかりになれば「気軽に」犬を買ってしまうヒトもいなくなり、終生飼養される犬が多くなることが予想されますよね。

LIVING WITH DOGS:
実は、当方が取材しようと思っているデパートは記事にしようと思っております。そのようなしっかりしたブリーダーさんを紹介してくれるペットショップこそ優良ペットショップと言えると思います。

Tさん:
そこで、リビングウィズドッグスさんのような、犬飼いに支持されている有名サイトさんが、「優良ブリーダー」の認定のような事を行って紹介していただけないかと考えました。

LIVING WITH DOGS:
ただブリーディングというのは1年や2年では結果が出ないんですね。最低でも10年は判りません。いくらOFAやペンヒップをクリアした両親犬でも隔世遺伝もありますし。結果を見ての最良ブリーディングであると判断出来ないところが難しいんですね。
では優良ブリーダーさんはどういうブリーダーさんかとLIVING WITH DOGSが考えるのは、もちろん3代前からのOFA・ペンヒップのデーター、内臓疾患の遺伝性の有無、目の遺伝性の有無をクリアすることはもちろんですが、譲渡契約をしっかり結ぶこと、譲渡の条件に繁殖しないと言うことを明記すること、もしも飼えなくなったときはブリーダーに戻すこと。転売をしない。と言うことが最低条件とするべきだと思います。
育て方などはもちろんですが、ブリーダーさんと飼い主さんのコミュニケーションは最低でも半年に一回は行うことと、細かく言ったらきりがないのですけが。そしてなによりもその犬種を愛し、守っていこうという純粋な信念があったらと思います。
このような姿勢は結局ブリーダーさんからの自己申告を信じることになります。LIVING WITH DOGS はちょっとそこまでは信じられないと言うのが本音ですね。
実際にシリアスブリーダーと言われる方は、自分をシリアスブリーダーだとは言いません
いつもまだまだ未熟、達成感を持てないんでしょうね。1頭でも? と言う子がでたら、失敗と考え込むのがシリアスブリーダーさんでしょう。本当に犬を愛しているからですけど。周りの人が認めてこそシリアスブリーダーということです。
自慢げに語るようなブリーダーさんはまだまだ本物ではないと思いますね。そこそこの経験だけで自称プロのブリーダーと言ってるんだと思いますよ。
本物のシリアスブリーダーさんを見極めるのはとても難しいと思いませんか?
ですので、LIVING WITH DOGSとして優良ブリーダーさんですと紹介するのはちょっと出来ないですね。
また、LIVING WITH DOGS は純血種も、増えて欲しくないと思うからです。
それはブリーダーさんが躍起になっているドッグショーや血統書がただの紙切れでしかないからです。
健康で、遺伝的な疾患がない犬であって、ドッグショーでチャンピオンを達成した犬でも、性格が悪かったらどうしようもありません。
実際に家庭でのしつけに努力しても、咬み癖や、ひどく臆病な犬、音に敏感な犬と、血統書にはまったく出てこない性格があるからなんですね。これも考えれば遺伝なんですけど。
でも紙切れ上では優性と見なされるんですね。

Tさん:
あさはかでしょうか…。

LIVING WITH DOGS:
そんなことはないですよ。Tさんが真剣に考えて下さったことに感謝をします。
欧米のペットショップも店頭販売していないけど、取り寄せてくれるということはすでに6年前から聞いてます。そのようなペットショップは独自のブリーダーさんと提携しているのでしょう。また、優良なブリーダーさんは自然に知られていきます。そのような優良なブリーダーさんは口コミで伝わって行くんですね。
実際に単犬種愛好クラブでは、優良ブリーダーさんを独自にキープしていますし、今度巡り会う犬は、そう言ったブリーダーさんから、次に産まれる子をと予約している方が増えてきました。

Tさん:
将来的に、紹介されているブリーダーじゃないとただの繁殖業者だというようなイメージを植え付けられれば成功なんだと思います。

LIVING WITH DOGS:
ペットショップに限ってだけの話として、パピーミルや安易なバックヤードブリーダーを閉め出すには、しっかりしたペットショップが仲介する信頼できるブリーダーさんからと言うことなら良いのではないでしょうか。(まあこの信頼するブリーダーさんが的がずれていたらどうしようもないんですけど)
また、パピーミルやバックヤードブリーダーからは仕入れないと言うのをペットショップが表明してくださればもっと良いんですけど。
当方は、ブリーダーさんを紹介することは責任が持てませんので出来ませんが、店頭販売していない優良ペットショップのご紹介はこれからは行っていこうと考えています。
すべてのペットショップの不買運動と、中には勘違いされている方がいらっしゃるので、このようなペットショップで愛犬グッズを買いましょうとね。
店頭で生体販売しないペットショップが、ブリーダーさんを仲介するようになれば、本当に優良と言えるようなブリーダーさんに絞られていくように思いますね。

Tさん:
もちろん、リビングウィズドッグズさんで厳しいクリア条件を設けてもらえればと思っています。

LIVING WITH DOGS:
ペットショップでしか純血種の犬を求められないと考えている人達が多い中で、良心的なペットショップでの仲介はある意味で必要だと思います。

Tさん:
遺伝的疾患のない犬でのブリーディング、動物愛護的に母犬の出産制限とかで母体を酷使しない…とかですかね??
犬に関する学術的な? 筆記試験なんかもあると良さげだと思います。生理学とか? 行動学とか。遺伝育種とか。もちろんスタンダードにも考慮してもらって、実益だけに走らない本当に犬を思っていて向上心のある方にお願いしたいです。


LIVING WITH DOGS:
実際にブリーダーさんの中にはかなりな部分をクリアしている方もすでにいらっしゃいます。だからといって当方はちょっと紹介しかねますけどね。だって、捨てられる犬がたくさんいる状況で、これ以上犬が増えて欲しくないと言うのが本音なんです。

Tさん:
自分のうちの可愛い○○ちゃんの子供が見たい、にも反対です。だって私だって、本当は産ませたいんですもの(笑)

LIVING WITH DOGS:
我が家の犬は障害を持っていましたので繁殖は考えもしませんでしたが、猫達は健康でしたから、この子の赤ちゃんはきっと可愛いだろうなあって思ったことがありました。でも2匹の猫達は1年未満で避妊手術をしましたが。

Tさん:
でも、その陰で捨てられ処分される犬がいると思うと、とても踏み切れません。どうにかならないのか、いつも考えてしまいます。でもどうにもできません。(涙)できるのは、自分の犬の終生飼養と繁殖制限。

LIVING WITH DOGS:
ひとりひとりがそう思わないと減っていかないです。

Tさん:
バナーを貼る事ぐらいです。無力です。

LIVING WITH DOGS:
バナーを貼って下さることで一人でも考えてくれる人が増えていくことでしょう。

Tさん:
自分でも繁殖&ブリーディングについて少し勉強してみます。犬に子供を産ませるためではなくて、良いブリーダーさんとはどんな所なのかを探すために。

LIVING WITH DOGS:
そうですね。遺伝学を考えて犬との付き合い方を真剣に考えているサイトをご紹介いたしましょう。Ext_link TAKU-BO

(2003/04/25)(北海道、M.Tさん & LIVING WITH DOGS)

ペットショップでの犬の生体販売反対

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