環境省が動物展示施設の基準を見直し

環境省が動物展示施設の基準を見直し

ペットショップの展示販売に公正な目がやっと向けられました。煌々とライトにあてられたガラスケースの中で生後間もない子犬の展示がなくなると良いですね。時代は少しづつですが動物愛護先進国に向かっていると信じましょう。まあ見直しただけでは進まないのであって、管理基準に不適正なペットショップへの指導及び処罰が必要ですね。早急な実現を望みましょう。以下は毎日新聞の記事から抜粋です。(LIVING WITH DOGS)


[環境省] 動物展示施設での飼育基準を見直し

環境省は11日、動物愛護法に基づく動物園やペットショップなど動物展示施設での飼育基準を見直すことを決め、中央環境審議会に諮問した。基準の抜本的な改正は76年の基準制定以来初めて。
「動物福祉の向上」という視点を新たに加え、動物本来の生活に近づけた飼育環境の確保や、ペットショップでの適正飼育の徹底などを目指す。
従来の基準は動物園での飼育が主な対象で、ペットショップに関する記述はほとんどなかった。内容も、施設の管理基準や虐待につながる展示の禁止が中心だった。
新基準では、動物の健康や見る人の安全確保だけではなく、動物の生活の質の向上を柱にする。
具体的には、動物が本来生活している自然にできるだけ近い森や草原などの環境を再現して飼育するとともに、動物の年齢や体調にあわせた対応を求める。
ペットショップなどの販売・繁殖施設についても細かく基準を設ける。ペット用の動物は生まれてすぐ親と引き離されることが多いため、親子一緒の飼育を一定期間確保することによって、社会性を獲得させる。
また動物の販売者に対しては、購入者がペットを安易に手放さないように、動物の習性や適切な飼育方法を説明することを求める。中環審は、今年度中に新たな基準を取りまとめ、答申する方針。
(2003/12/11)(毎日新聞より)


ペットショップでの犬の生体展示販売反対

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