生体のインターネット通販に規制
生体のインターネット通販に規制
インターネットでの生体販売は、今や、ペットショップでの小売をまさる勢いで増大しています。本や道具を買うのに、ネットショッピングはとっても便利です。なかなか手に入らない例えば専門書なぞはインターネットでしか手に入らないと言うこともあります。
しかし、生きている動物をネットショッピングすることに、売る方も買う方もモラルはまったく感じられません。
情報収拾の為のインターネットの利用でしょう。子犬選びの為のインターネット利用ではなく、ブリーダー探しの為の情報収集の場であると思います。
素晴らしい仔犬に出会うためには、たくさんのブリーダー・サイトを訪れ、このブリーダーさんならばとポリシーを感じられる方にたどり着くまでの手段だと思います。実際に子犬を手に入れるのはその後のこと、犬が生まれ、実際に犬舎までおもむいて、親犬を見て、飼育状況を見て、納得してからパートナーを迎える。そんなふうになっていけば良いと思いませんか?
(2004/06/18)(LIVING WITH DOGS)
ネット仲介業も規制対象へ
インターネットなどを通じたペットの通信販売トラブルが増加しているため、環境省は16日、飼育施設を持たない「ネット仲介業者」も動物取扱業者として、動物愛護管理法の規制対象に加える方向で検討を始めた。
悪質業者の横行を防ぐため、動物取扱業者への罰則も強化する考え。同日の「動物の愛護管理のあり方検討会」を経て、今後の法改正作業に反映させる。
現行法では、飼育・保管施設を持ったペットショップやブリーダーが規制の対象。だが近年、施設を持たない業者がネットなどで売買を仲介する際のトラブルが増加、法の網をかける必要性が指摘されている。
販売業者だけでなく、輸送中の衰弱やペット美容業者の周辺への迷惑などの問題もあり、輸送業や美容業も動物取扱業として規制対象に加えることを検討している。
(2004/06/16)(四国新聞記事より)