動物虐待でペットショップに判決
動物虐待でペットショップに判決
明らかな動物虐待でペットショップが罪に問われました。これまでは闇に隠れて刑罰に及ばい場合が多いのですが、一歩前進でしょうか。それにしても21匹の死骸があるにも関わらず、2匹の餓死だけを鑑定というのは何故でしょう。
このような犯人も、場所を変えて、ペットショップを再開し、またもや被害にあう犬猫が出る。そんな繰り返しを悪徳ペットショップや悪徳ブリーダーは続けているんですね。このように明るみにされた例はほんの氷山の一角に過ぎません。
犬や猫で儲けられるような構造を変えていかないと、このような虐待はなくなっていかないでしょう。
(2004/10/5)(LIVING WITH DOGS)
ペット店経営者に罰金50万 犬の餓死で苫小牧簡裁
北海道苫小牧市で犬に餌や水を与えずに餓死させたりしたとして、動物愛護法違反の罪に問われたペットショップ経営館山祐子被告(49)に対し、苫小牧簡裁(坂田竜夫裁判官)は29日、求刑通り罰金50万円の判決を言い渡した。
坂田裁判官は判決理由で「命あるものは単なる商品ではない。反省の態度がみられず、虐待が常時行われていたのではないかと疑わせる」と厳しく指摘した。
判決によると、館山被告は2002年12月ごろから道知事に届け出ないでペットショップを経営。ことし2月から3月にかけ、餌や水を与えずに同店で犬2匹を餓死させた。検察によると、現場には全部で21匹の犬の死骸(しがい)があったが、白骨化しており、鑑定の結果2匹について餓死と判明した。
(2004/09/29)(共同通信記事より)