仔犬の社会化

仔犬の社会化

仔犬の社会化の時期については犬と暮らそうとお考えの方にで説明しておりますが、ペットショップに陳列される幼い子犬達は、社会化に一番大切な時期をケイジの中で過ごします。
以下の様な記事が読売新聞に掲載されました。
「ペット動物の飼育に関する新基準」に盛り込まれるそうです。飼い主への周知・啓発のガイドラインだけではなく、法的に親元から放すのは2ヶ月以降と決められないものでしょうか? (2002/02/14)(LIVING WITH DOGS)


ペットもらうなら生後2か月後から… 環境省が目標

ペットをもらう際は生後2か月を過ぎてから捨て犬や捨て猫の増加を防ごうと、環境省は12日、一般の飼い主に向け、生後2か月程度までは犬や猫の譲渡は避けるよう努力規定を「ペット動物の飼育に関する新基準」に盛り込む方針を決めた。

犬や猫にとって生後2〜3か月は、社会性を身に着けるのに重要な「社会化期間」。その間に、飼い主が代わるなどして親や兄弟と引き離されると、情緒不安定になったり、飼い主の命令を聞かなかったりして、しつけも難しくなることが最近の動物行動学の研究で分かってきた。
だが、犬や猫が人にもらわれる際は、小さくてかわいい生後1か月を過ぎたころが好まれ、これが結果的に飼い主の手を焼かせるペットを生むことになり、捨て犬や捨て猫の増加につながっているという。

同省はこのため、都道府県に置かれる動物愛護推進員へのガイドラインにもなる同基準で、社会化期間の意義をはっきり打ち出し、飼い主への周知、啓発に力を入れていくことにした。新基準は来年にも告示される。

(2002/02/12 読売新聞)

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