介助犬と一緒に卒業
介助犬と一緒に卒業
障害を持つ人の社会参加を進めるお手伝いをする補助犬です。嬉しいニュースがありました。パートナーと一緒に卒業式に出席できたことはもちろん喜ばしいことですが、和田君の高校進学も一緒に登校するそうです。和田君の明るい未来にはグリフは欠かせないパートナーです。楽しい高校生活を祈ってますよ。
(2004/03/10)(LIVING WITH DOGS)
介助犬と中学生が卒業式 名古屋、「高校も一緒に」
車いす生活で介助犬と学校生活を送ってきた、名古屋市中村区の市立日比津中3年の和田隆正君(15)が9日、同校で卒業式を迎え、ラブラドルレトリバーの「グリフ」(雄、4歳)とともに卒業証書を受け取った。
和田君は介助犬の現役使用者の中では全国最年少で、グリフとは2002年の9月から同伴登校を始めた。式では制服の左胸にピンクの花飾りを付けた和田君が、同級生の助けを借りグリフと登壇。山崎吉久校長から証書を受け取り一緒に礼をした。
和田君は「相棒と卒業式に出られてうれしい。高校も一緒に行くので特に不安はない」と話し、担任の水谷教子教諭(49)は「社会に出たらハードルはもっと多いので、素直な気持ちを持ち続けてほしい」とエールを送った。
グリフは介助犬や盲導犬の同伴を公共施設が拒むことを禁じた「身体障害者補助犬法」の施行を受けて03年10月、中部地方で初めて介助犬と正式認定された。
(2004/03/09)(共同通信より)