夏場のお散歩

夏場のお散歩

今年の夏は格別の暑さです。都内での出来事です。

7月20日の海の日、お天気は晴天、午後2時頃、近所のマーケットに車で買い物に出かけました。
この日の温度は35℃。

マーケットでの買いだしを終わり、帰宅する間に、びっくりする光景を見てしまったのです。

この炎天下にシェルティーをお散歩させている女性がいました。思わず車を止めて、せめて木陰の道でして欲しいと言いたかったのですが、当方は信号待ちの状況、何も言えずに家の前に戻りました。

そして、我が家の駐車場に戻ると、今度は二人の子供がミニチュアダックスを炎天下で歩かせているではないですか。

都心に住む犬たちにとって、お散歩はアスファルトの道で行っています。
アスファルトの温度は一体どれくらいでしょうか?

アスファルトの体感温度は60℃以上です。また大型犬の地面からの距離はおよそ60cmから80cm。反射熱で体感温度は45℃以上。
小型犬では10cmから30cmです。その温度は、50℃以上になります。

犬は裸足です。パッドで60℃以上のアスファルトの上を歩いているのです。
夏のお散歩は陽の上る前が最適ですが、どうしても出来ない場合でも木陰、日陰を選んで下さい。

どうしても昼間お散歩しなければならない場合は、車で土のある公園まで連れていき、アスファルトの上をなるべく歩かせないよう気を使ってあげて下さい。木陰の多い公園ならば犬にとっては最適でしょう。

そして忘れてはならないのは犬用の水筒です。
暑い炎天下でのお散歩では、水を飲ませることはもちろんですが、身体に水をかけてあげながら少しでも楽にしてあげましょう。

夏場のお散歩は、早朝と夜にしましょう。

(2001/08/03)(LIVING WITH DOGS)

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