北海道旅行をお考えの飼い主さんへ


北海道旅行をお考えの飼い主さんへ
 

北海道旅行をする飼い主さんは、ここ数年で随分増えてきました。愛犬が元気なうちに旅行をしたいと考えている飼い主さんは多いと思います。
北海道でラブラドールへのエキノコックス感染が報告されました。この犬の飼育環境は判りませんが、北海道の広い山野をのびのびとオフリードで遊ばせていたんでしょうか。
都会に住む犬の飼い主さんは、愛犬が北海道の大地でのびのびと走る姿を思い浮かべたことが一度はあるでしょう。エキノコックス感染という悲しい現実には、オフリードはやはり避けた方が良いでしょうね。
エキノコックスは、国内では北海道を中心に、年20人前後の患者が報告されているそうです。
くれぐれも目の届かない場所で愛犬をオフリードにはしないよう。そして北海道から帰ったら念のため、愛犬の検便を実施しましょう。検査を行い、適切な処方を用いればエキノコックスは決して怖いものではありません。念のための検査です。安心を重ねて北海道の大地の旅を満喫しましょう。(2005/02/05)(LIVING WITH DOGS)


「エキノコックスに飼い犬感染、獣医師が初報告…北海道」

昨年10月にエキノコックス感染動物の報告が義務づけられて以来、初めての飼い犬の感染例(ラブラドール犬、雄、2歳)が、北海道の獣医師から報告された。
届け出を受けた保健所は、犬への薬の投与、感染源となる糞の回収、犬を外に出さない事と、自宅や犬舎周辺の消毒について指導しました。検査の結果、飼い主さんは感染していませんでしたが、今後1年ごとに受診するよう求められています。
厚労省研究班が2002-2003年に実施した北海道の飼い犬約2800頭を対象にした調査で、5頭の感染を確認。北海道庁の調査では、北海道のキタキツネの30〜60%に感染が見つかるという。
(2005/02/04)(読売新聞記事より抜粋)

感染したのは雄のラブラドール犬(2歳)。ふだん山野を散歩させていたことから飼い主が感染を疑い、動物病院で検査したところ、1月21日に感染が確認された。飼い主は感染していなかった。
(2005/02/04)(朝日新聞記事より抜粋)

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