ある老犬との暮らし [1]難聴
秋田犬タロは現在13才と1ヶ月です。かなりの難聴だと思われます。2年ほど前までは、家の何処に居ても来客のチャイムに反応して、門扉まですっ飛んで行ったものですが、現在はほんのうしろから呼びかけても反応しません。ただ、耳は聞こえなくてもものの気配を感じることは出来るようなので、また目はまだ大丈夫のようなので、これらの感覚のおかげで難聴による不都合は日頃あまり感じません。
難聴になって良かったことがあります。それは、彼の大嫌いな雷と花火がもう襲って来ないと言うことです。なのに、「犬も食わない…」アレ?には非常に反応します。ことほど左様に、さぞ顔を引きつらせて花火いや火花を散らしてやっているのかなと、深く反省しております。
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