山梨県「犬捨て山」に行政が乗り出す

山梨県「犬捨て山」に行政が乗り出す

マルコ・ブルーノさんが7年前から1頭づつレスキューしていた山梨の「犬捨て山」に、やっと行政の具体的な策が加わるようになりました。(著書: マルコの東方犬聞録)

この7年間で、マルコさんのご努力でこの犬捨て山から100頭以上の犬が里親に渡り、温かい家庭で家族として迎え入れられました。しかし、その総数は一向に減りませんでした。
早朝に捨てられた犬、自由恋愛で生まれいでた仔犬、マルコさんにとっては、先の見えないレスキュー活動を7年間もされてきました。

マルコさんは、様々なメディアを通して、犬捨て場の現状を訴えてきました。2001年4月には朝日新聞に、7月31日にはテレビ朝日に報道され、このたびやっと行政に動きが出て来ました。

山梨県・保健所は、個人の多頭飼育への指導および措置はこれまで視察のみでしたが、どうにか具体策がとられるようになります。

以下で里親募集を行っています。皆様のご協力をよろしくお願いします。成犬、仔犬、みな可愛い犬たちばかりです。 この子達は人の手で生を受けた純血種ではありません。飼い主が放棄した犬たち、山犬として生まれた自然児たちです。 人は決して犬の敵ではないことを犬に伝える最大の機会でもあります。 この子達が素晴らしい人と出会える事を祈ります。

Ext_link 動物愛護支援の会 (東京都)

日本のすべての犬が幸せな犬生を全うできることを祈って!
LIVING-WITH-DOGSは山梨の犬捨て場の犬たちが1頭も殺されることなく、幸せな生涯を全うできるよう願います。

(2001/08/22)(LIVING WITH DOGS)

その後のニュース

[2001/12/21]飼い犬355頭、男性に改善勧告 – 動物愛護法で県、きょう全国で初 – 山梨県(毎日新聞)
[2001/12/20]不衛生飼育の飼い主に改善勧告へ=自宅や山林に犬約360匹 – 山梨県(時事通信)

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