横浜に公共のドッグラン

横浜に公共のドッグラン

神奈川県日本道路公団所有の空き地にドッグランが2004年3月にオープンする。東京都の4件のドッグランの整備から、東京に続けとばかりに日本のあちこちで公共のドッグラン要望が増えている。
神奈川県ではかなり以前からドッグラン要望が多く、実際に公にはしていないが地域で運営するドッグランも存在していた。今回のドッグランは大型であり、地域住民の愛犬家だけが利用するような規模ではない。2カ所のドッグランと管理棟も造られる。このドッグランの運営は神奈川県の市民団体に任されるそうだ。
細心の注意を持って利用規約を作り、愛犬家達のマナーの底上げに繋がるようなドッグランとして欲しい。(LIVING WITH DOGS)


愛犬家も、これでノビノビ 本格的ドッグラン、横浜に来春オープン/神奈川

飼い犬をのびのび遊ばせることができる「ドッグラン」(犬専用運動場)が来春、横浜市青葉区に完成する。同市と日本道路公団が所有する同区下谷本町の約3000平方メートルの空き地を無償で借り受け、同区が整備する。来年1月に工事を開始し、3月初旬にオープンする予定で、同区区政推進課は「県内で初めての本格的ドッグラン」と説明している。
ドッグランは、飼い主が犬のリード(引き綱)を外して、犬を自由に走らせることができる広場のことで、東京都の昭和記念公園や駒沢公園などに設けられている。犬嫌いの人との接触を避ける効果もあり、近年、全国各地で誕生してきた。愛犬家が集まる駒沢公園にまで、都県境を越えて通う県民もいたという。
同区は、犬の登録頭数が1万1503頭(11月末時点)で、市内最多。昨年9月に、区内の犬愛好家らが、ドッグラン開設を求める3000人分の署名を提出しており、検討を続けてきた。 
事業費は約490万円で、敷地内には約1500平方メートルのドッグラン2カ所と約10台収容の駐車場、管理棟などが整備される予定だ。ドッグランは、犬の大きさによって分けられる。
施設の管理・運営は市民団体に委託する予定で、同区は、無償で行ってくれる市民団体を募集している。条件は、運営に関する知識を有していること▽構成員が5人以上であること▽事務局が同区内にあること–など6項目。説明会が、今月18日午後1時から、同区役所(同区市ケ尾町)で開かれる。問い合わせは、同区区政推進課(045-978-2217)。

(2003/12/12)(毎日新聞より)

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